平成16年度 細胞システム生理学(2生理) 最終試験

 

平成17年3月1日(火)


1.以下の2つの設問に答えなさい。
(1)運動ニューロンに存在するイオンチャネルの中で、活動電位の形成に関与するイオンチャネルをあげ、それらが活動電位の形成にどのような関与をしているか説明しなさい。
(2)運動ニューロンの細胞体で発生した活動電位が骨格筋を収縮させるまでのメカニズムを説明しなさい。

4.次の文章の( )内に適切な語句を入れなさい。
膵臓の機能として内分泌と外分泌がある。内分泌で最も重要と考えられるのはインスリンの分泌である。生理学的にもっとも重要なインスリン分泌促進物質は(1)で、食後ん上昇した血液中の(1)濃度は(2)を構成する(3)細胞により感知される。この細胞では、(1)が代謝されて細胞内の(4)濃度に対する(5)濃度の比が上昇して(6)チャネルが(7)することにより細胞膜が(8)する。この(8)が引き金になってインスリン分泌が起こる。
一方、膵臓の外分泌は消化・吸収に重要な役割を果たし、膵液中にはデンプンを分解する(9)、タンパク質を分解するトリプシン、中性脂肪を分解する(10)などが含まれる。これらの酵素は全て、(11)の環境を必要とするため、膵液は胃酸の中和のために(12)イオンを多量に含む。膵液の分泌は膵管から行われるが、この膵管は総胆管と合流し、十二指腸にある(13)で腸内に開いている。

A:
(1)グルコース (2)ランゲルハンス島 (3)B (4)ADP (5)ATP (6)ATP感受性Kチャネル (7)閉鎖 (8)脱分極 (9)アミラーゼ (10)リパーゼ (11)アルカリ性 (12)HCO3-(重炭酸イオン) (13)大(小)十二指腸乳頭


5.とりあえず解答(案)だけ

A:
(1)7~8 (2)? (3)120 (4)ヘモグロビン(Hb) (5)ウロビリノゲン (6)腸肝循環 (7)4 (8)へマトクリット (9)シグマ (10)? (11)? (12)ラプラス

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