平成16年度
肉眼解剖学 中間試験
(復元)
平成16年11月30日(火)実施
(1枚目 表紙)
(2枚目)
1.以下に挙げる器官が腹膜後器官か否か、また各器官に間膜が存在するか否かについて以下の表に○、×を記入して完成せよ。
器官 |
胃 |
十二指腸 |
空腸 |
回腸 |
虫垂 |
横行結腸 |
S状結腸 |
膵臓 |
腎臓 |
尿管 |
複大動脈 |
腹膜後器官 |
× |
○ |
× |
× |
× |
× |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
間膜 |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
× |
× |
2.小腸と大腸はその特徴に大きな差異がある。以下の表を埋めよ。
|
粘膜側(内側)の特徴 |
漿膜側(外側)の特徴 |
小腸 |
輪状ひだ |
× |
大腸 |
結腸半月ひだ |
結腸膨起 |
3.下図の点線で示した図は心臓を前方から見た図であり、領域は心臓の各弁の音を聴く時の聴診領域を示している。A~Dのそれぞれがどの弁を指しているか答えよ。
図が無いっす(>_<)
4.下図は腎臓の断面を示す。A~Gに適切な構造名を解答欄に記入せよ。
(3枚目)
5.気管支の左右差について図を描いて述べよ。またその臨床的意義を述べよ。
・(図は省略)右の気管支は太く短い特徴があるが左の気管支は細く短い特徴がある。また正中垂直線に対する傾斜角度は右23度、左46度であり、傾斜は右が左より急である。
・この上記の特徴のため気管に入った異物は右の気管支の方に入りやすい。
6.以下の( )に適切な語を記入し横隔神経についての文章を完成させよ。
(頚)神経叢の一つの枝である横隔神経は、(前斜角)筋の前面を斜めに走ってから(鎖骨下)静脈と(鎖骨下)動脈の間をくぐって胸腔に入り(壁側)胸膜と(線維性)心膜の間を下行し最終的に(横隔膜)に到達する。
7.次に示す構造物を簡潔に説明せよ。
1)卵円窩
2)心膜中隔の膜性部
3)肺門
4)網嚢孔(ウィンスロー孔)
5)大十二指腸乳頭
(4枚目)
8.Ⅰ.下図において指し示した構造物の名前を答えよ。
Ⅱ.A.1は肝臓に異常が生じるなどして門脈系に循環障害が起こって門脈圧が亢進した場合の側副循環路の一つとして大切である。この場合ここでは何が見られるか述べよ。
B.上記以外で門脈系の側副循環路を2つ挙げそれぞれについて説明せよ。
(5枚目)
9.次の図は横隔膜を前下方から見た模式図である。各部の名称を解答欄に記入しなさい。但し1~3は横隔膜の起始により分けられた三つの部位であり、4は停止である。
上図の8,9,10を通る構造名を英語またはラテン語で答えなさい。
|
構造名(英語またはラテン語) |
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8 |
esophagus |
vagusnerve |
× |
9 |
inferior vena cava |
right phrenic nerve |
|
10 |
thoracic aorta |
thracic duct |
× |
10.次に示す構造物を簡潔に説明せよ。
1)頚神経ワナ
2)心膜横洞
3)肝円索
4)鼡径靭帯
5)伏在裂孔
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