平成17年度 病理学 追試験

(復元)

○ 実施日: 2006.3.6

 

 

過去問基本でした。形式も変わらず。一病理は問題を回収されたけど。二病理は問題ゲット。はじめ、試験管が7人も湧いてきて焦った。(受験者約3人につき試験管1人の比率!)さすがに試験がはじまったら3人に減りました。

 

<1病理>

1.急性炎症を病理形態学的に分類・説明せよ。(10点)

 

2.以下についてのべよ(各2点)

(1)非細菌性血栓性心内膜炎

(2)DIC

(3)肉芽腫性炎症

(4)終末感染症

(5)梗塞

(6)血栓の転帰

(7)過敏症の分類

 

3.正誤問題(0.5点×22問)

だいたい例年と同じ内容。変わってたのは以下の4つぐらいです。

 

(  )骨髄由来内皮前駆細胞は胚芽期血管新生に特異的である。

(  )傍側循環の発達は臓器虚血の転帰を決定する。

(  )止血過程は一般に早期には血管収縮、その後線維素析出、次いで血小板凝集の順で進む。

(  )偽膜性炎症は呼吸器に好発する。

 

 

<2病理>

1.癌腫の生物学的および組織学的特徴を述べ、肉腫との違いを記せ。(7点)

 

2.次の事項について略述せよ。(各2点)

 1)多段階発癌

 2)PCR法による病理組織学的標本の解析と具体例について述べよ。

 3)In situ hybridization

 4)免疫組織化学染色で第一段階で腫瘍の鑑別に有用な抗体とその認識する腫瘍を列挙せよ。

 5)代表的な癌遺伝子を3つ挙げ、その活性化の機序と随伴するヒト腫瘍を列挙せよ。

 6)化生

 7)仕事肥大(作業肥大)

 8)放射線による臓器障害

 9)アポトーシスapoptosisとネクローシスnecrosis

 10)褐色萎縮

 11)閉塞性黄疸

 12)石灰転移

 13)手根管症候群

 14)乾酪壊死

 

 

<プレパ試験>

(1種類のみ)

1虫垂炎

2陳旧性心筋梗塞

3アスペルギールス肺炎

4脂肪肝

5血管筋脂肪腫(腎)

6偏平上皮癌(食道)

だったと思います。

 

結局落とすつもりはありませんよ・・・的な発言がちょいちょいありました。

 

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