平成18年度 臨床検査医学 本試験

(復元)

 

 

 

1.基準範囲について、基準値と基準固体という語句を用いて述べよ。(10点)

 

2.検査結果の正確さには、「正確さ」と「精密さ」があるが、平均値と標準偏差は各々どちらに関与しているか。(10点)

 

3.尿沈査で見られる上皮細胞のうち、異常でないものは何か。(10点)

 

4.逸脱酵素とは何か。またその臨床検査的意義をアイソザイムの例を挙げて説明せよ。(10点)

 

5.代表的凝固能検査法を2つ挙げよ。また、そのうち第8因子の異常値を示すものをあげよ。(10点)

 

6.プロテインS、プロテインCの制御系の機能を述べよ。(10点)

 

7.ミトコンドリアDNA異常により電子伝達系の機能低下が起こり、それによってもたらされる代謝異常について述べよ。(10点)

 

8.以下の式によりミカエリス-メンテンの式を導け。

 

 

                          v 1

                                v 3

    E  +  S            ES      E + P

                

                         v 2

 

9-1.標準予防策についての以下の文章で誤っているものに2つ丸をつけよ。(5点)

 

(1)一処置一手洗いが基本である。

(2)手袋をする前に衛生的手洗いをする。

(3)処置する患者が変わるときは手袋を換える。

(4)同じ患者でも処置する場所が変わるときは手袋を換える。

(5)エプロンは前開きが良い。

(6)血液、体液が白衣につくときは、ガウン・エプロンを着用する。

(7)針刺し事故の防止のため、リキャップをする。

 

 

9-2.以下の病原体は空気・飛沫・接触感染をする可能性があるが、このうち空気感染をするものはどれか。(5点)

(1)単純ヘルペスウイルス

(2)インフルエンザウイルス

(3)マイコプラズマ

(4)ムンプスウイルス

(5)麻疹ウイルス

 

10.救急車で搬送されている患者に緊急輸血をする際、使うべき血液製剤は何型のものか。ただし、輸血検査をする余裕はないものとする。(10点)

赤血球製剤;

血液製剤;

 

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