平成17年度 細菌学 本試験

(復元)

○ 実施日: 2005.9.12

○ 試験時間: 90

○ 問題用紙: 問題用紙と解答用紙共通でB4裏表1枚

○ 不合格: 1人

○ 総括: 過去問に頻出の問題もよく出たが、染色法など見慣れない問題も。過去問やっとけば合格はできる。試験官は2人。

 

 

1.次の問いに答えよ。

(1)原核生物と真核生物の違いを説明せよ。

(2)(1)で述べた違いに基づいて、ペニシリン系薬剤の作用点と選択毒性について説明せよ。

 

 

2.次の事項について説明せよ。

(1)Rプラスミド

(2)S→R変異

(3)テンペレートファージ

 

 

3.次のような感染経路をとる病原微生物にはどのようなものがあるか、下の群から選んで答えよ。また、それぞれの病原体について予防方法を簡潔に述べよ。

   

感染経路

病原微生物

予防方法

経気道感染

 

 

 

 

経口感染

 

 

 

 

ベクター

 

 

 

 

性行為

 

 

 

 

垂直感染

 

 

 

 

 

 

 

 マラリア、淋菌、レジオネラ、腸管出血性大腸菌O-157、西ナイルウイルス、リステリア、結核菌、HTLV-1

 

 

4.細菌毒素について、以下の(   )に入る菌を、語群から選べ。

   (すいません。なんとなくしか覚えてないです。だいたいこんな感じの問題ということで。)

◇内毒素・・・(   )(   )(   )(   )

◇外毒素・・・①スーパー抗原・・・(   )(   )(   )(   )

②A-B toxin・・・(   )(   )(   )(   )(   )(   )

③~~な毒素・・・(   )(   )(   )(   )(   )

 

ジフテリア、腸管出血性大腸菌0-157、結核菌、赤痢菌、コレラ、淋菌、連鎖球菌、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、などなど。

 

 

5.次の問いに答えよ。

(1)ヘリコバクター・ピロリはpHの低い胃でも生存することができる。その理由を説明せよ。

(2)なぜレジオネラは土壌や水中で生息できるのか述べよ。

(3)腸炎ビブリオは貝などの海産物の生食で感染しやすい。ではなぜ海産物に多く生息しているのか。

(4)嫌気性菌は酸素存在下で生存できるか。またそれはなぜか。

 

 

6.次の細菌の特徴を述べよ。

(1)マイコプラズマ

(2)クラミジア

 

 

7.次の真菌の病原性について述べよ。

(1)カンジダ

(2)アスペルギールス

 

 

8.実習において、次の染色法で用いた染色液の名前と、その色を下の語群から選び、記号で答えよ。

 

染色法

染色液

 

グラム染色

 

 

 

 

 

 

 

 

抗酸染色

 

 

 

 

真菌の染色

 

 

 

染色液:あ)キニヨン液、い)ルゴール液、う)アルコール、え)メチレンブルー液、お)Hucker液、か)Pfeiffer液、き)Lactophenol cotton blue液

色:ア)無色、イ)赤、ウ)青、エ)茶

  ※もう一つくらい染色法があったかと思われます。忘れました。

 

 

9.次の文のうち、誤っているものを4つ選べ。

(文が10個ありました。間違いは次の4つ。)

3)NACはブドウ球菌の選択培地である。

7)PSI培地は乳酸分解能をもつ菌によって黄色になる。

8)芽胞は染まらない(?)

9)淋菌はグラム陽性桿菌である。

 

 

 

 

 

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