平成17年度 「脊椎・運動器」 概説試験

(復元)

○ 実施日: 2006.2.13

○ 試験時間: 90

○ 問題用紙: 問題用紙は冊子。解答用紙は1枚。

○ 不合格: 1

○ コメント: 過去問からも多く出ていたが、そんなに簡単ではなかったように思います。席は自由。あと、なぜか全部で99問!

 

 

【1】脊椎に関する記載のうち正しいのはどれか?

1)関節リウマチでは、頚椎の回旋制限が発生する。

2)椎間板ヘルニアのほうが、腰部脊柱管狭窄症よりも発生年齢が若い。

3)腰部脊柱管狭窄症では足背動脈を触れにくくなる。

4)L4/5の腰椎間板ヘルニアでは脊髄圧迫によりアキレス腱反射が亢進する。

5)脊椎カリエス(結核性脊椎炎)では、脊椎の後わんが発生する。

a1,2,3  b1.2.5  c1.4.5  d2,3,4  e3,4,5

 

【2】 正しい組み合わせ

1.大腿神経―梨状筋

2.腓骨神経―腸脛靱帯

3.尺骨神経―肘部管

4.尺骨神経―Gyuon管

5.正中神経―手根管

a)123  b)125  c)145  d)234  e)345

 

【3】疾患名と病的所見の組み合わせのうち正しい組み合わせをa~eから一つ選ぼう!

1)前縦靭帯骨化ー脊髄麻痺

2)癌の脊髄転移ー椎弓根像消失

3)腰部脊柱管狭窄症ー黄靭帯の肥厚

4)ジャンパー膝ー膝蓋靭帯の痛み

5)インピジメント症候群ー大腿四頭筋の萎縮

a1,2,3  b1,2,5  c1,4,5  d2,3,4  e3,4,5

 

【4】

 

【5】解剖と疾患の関連について正しいものの組み合わせをa~eからひとつ選べ

(1)第1ケーラー病は、中足骨の壊死性疾患である。

(2)投球骨折は、上腕骨骨幹部に発生する。

(3)環軸椎管脱臼により腕神経叢麻痺が発生する。

(4)キーンベック病は、舟状骨骨折に発生する。

(5)Dupuytrenこう縮は、手掌腱膜に発生する。

a1.2.3  b1.2.5  c1.4.5  d2.3.4  e3.4.5

 

【6】長管骨の発生と成長に関する記載のうち、誤っている組み合わせを一つ選べ。

(1)軟骨原基の中央部に最初に血管が流入する。

(2)縦の成長は成長軟骨板で行われる。

(3)膜内骨化は最初に骨端部にみられる。

(4)二次骨化中心は骨幹部に形成される。

(5)モデリングがみられる。

a.12  b.15  c.23  d.34  e.45

(H16年度概説試験の6番と選択肢の順番違いだけで全く同じでした。)

 

【7】骨の構造について正しい組み合わせを1つ選べ。

 (1) 海綿骨の骨単位はオステオンである。

 (2) オステオンの中心にはハバース管がある。

 (3) パケットには栄養血管はない。

 (4) 線維性骨は成人では見られない。

 (5) 胎児骨は層板骨である。

 a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

【8】骨の組成について正しい組み合わせを一つ選べ

①ミネラルはハイドロキシアパタイト結晶として存在する。

②基質はオステカルシンである。

③骨細胞は骨形成の主役である。

④破骨細胞は骨吸収の主役である。

⑤骨細胞は細胞突起でお互いに連絡している。

a123  b125  c145  d234  e345

(H15.8と16.8と同じでした)

 

【9】骨折治癒過程における時期の順番で正しいものを一つ選べ。

a.修復期炎症期骨改変期

b.炎症期骨改変期修復期

c.炎症期修復期骨改変期

d.骨改変期修復期炎症期

e.骨改変期炎症期修復期

 

解答 c

 

10関節軟骨について、誤っている組み合わせを一つ選べ。

(1) tidemarkがある。           

(2) プロテオグリカンとヒアルロン酸はつながっている。

(3) 関節軟骨細胞への栄養は主に滑液によってなされる。

(4) 抱水力を担うのはII型コラーゲンである。

(5) 部分欠損は自然治癒する。

a. (1)(2) b. (1)(5) c. (2)(3) d. (3)(4) e. (4)(5)

<解答> e

 

11良性骨腫瘍に関する記載のうち正しい組み合わせをaeから一つ選べ。

1)発生頻度が最も高い良性骨腫瘍は骨軟骨腫である。

2)内軟骨腫は、手指の骨に好発する。

3)骨巨細胞腫の単純X線所見では、骨皮質の破壊像が見られる。

4)良性軟骨芽細胞腫は、骨幹端に好発する。

a1,2,3  b1,2,5  c1,4,5  d2,3,4 e3,4,5

 

12悪性骨腫瘍に関する記載のうち、正しいものは?

(1)癌の骨転移のうち、女性では乳癌の骨転移が最も多い。

(2)Ennekingstage分類で、高悪性度、区画外、転移ありはstageⅢAである。

(3)軟骨肉腫は、化学療法と手術の組み合わせにより治療される。

(4)Ewing肉腫に対しては、化学療法、放射線療法いずれも有効である。

(5)腫瘍周囲の反応層を通過する切除縁は辺縁切除縁である。

 

13

 

14軟部腫瘍に関する記載のうち正しい組み合わせを選べ。

1.グロームス腫は大腿に好発する。

2.脂肪肉腫は、上肢に好発する。

3.胞巣状軟部肉腫では拍動を触知する。

4.類上皮肉腫では、皮膚の潰瘍形成が見られる。

5.神経繊維腫症は悪性化する。

a.(1)(2)(3)  b.(1)(2)(5)  c.(1)(4)(5)  d.(2)(3)(4)  e.(3)(4)(5)

 

15

 

16正しいものは?

1)多発外傷時、最初にX線撮影で確認すべきところは、変形した四肢である。

2)四肢骨折の場合のX線撮影は、一方向のみでよい。

3)疲労骨折の初期では、X線撮影で明確な所見を得られないこともある。

4)頚椎の損傷が疑われる時、最初は頚部を動かさずに頚部側面像をとるべきである。

5)すべての場合において、健側は、X線撮影しなくていい。

 

17正しい組み合わせを選べ。

1捻挫は手関節に多い

2膝周囲損傷では、下腿壊死をきたす事のある膝下動脈損傷の可能性があり、経過観察、処置が重要である

3脱臼と骨折が併存した場合、脱臼の整復を優先させる

4外傷性脱臼は足関節に最も多い

a134 b12 c23 d4 e1~4の全て

 

18

(1) 遅延治癒骨折とは、2ヶ月以上癒合のないものを言う。

(2) 偽関節とは、骨癒合が見られず、疼痛がないものを言う。

(3) Wolffの応変異(?)とは、骨折が修復される過程で、変形の凸側の部分は吸収され、凹側の部分は骨添加・新生され、変形矯正されること言う。

(4) 小児の骨端線損傷は、成長障害が起こるので経過観察が必要である。

(5) 疲労骨折は上肢に多く、投手に多い。

a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

19正しい組み合わせ

1)Golden Hour内であっても、生食洗浄は必須である。

2)捻挫症候群では、救出直後には、四肢に異変を認めないことがあり、経過観察が重要である。

3)すべての開放創で、一時的創閉鎖は不可である。

4)血行のない挫滅された組織は切除すべきである。

5)洗浄のために行う麻酔は、創内から組織深部に向かって注射を打つのがよい。

 

<解答> b,1,2,4

 

20正しいものを選べ

a脂肪そく栓症候群で死ぬことはない

b脂肪そく栓は通常受傷後二三日後に起こる

c骨折のみで発熱することはない

d小児の肘部骨折で一番障害されやすいのは尺骨神経である

e自己の筋力のみで骨折することはない

 

21】正しい組み合わせを1つ選べ。

 a. 海綿骨の基本構造―オステオン

 b. 骨芽細胞―閉経期以降に消失

 c. 骨の有機質物質―Ⅱ型コラーゲン

 d. 骨の横径成長―骨端軟骨(成長帯)

 e. 骨の無機質物質―ハイドロキシ(水酸化)アパタイト

 

22一型コラーゲンの異常で起こる病気

壊血病

くる病

骨軟化症

とあと一つ

 

23骨粗ショウ症を基盤として発生する骨折はどれか?

(1)踵骨骨折

(2)舟状骨骨折

(3)大腿骨頚部骨折

(4)脊椎椎体圧迫骨折

(5)膝蓋骨骨折

a(1)(2)  b(1)(5)  c(2)(3)  d(3)(4)  e(4)(5)

 

解答 d  (答え以外の選択肢がちょっとあいまいです)

 

24長期維持透析患者に発生する末梢神経障害はどれか?正しいものを一つ選べ。

a 橈骨神経麻痺

b 尺骨神経麻痺

c 手根管症候群

d 腕神経叢麻痺

e 腓骨神経麻痺

 

25】変形性骨関節症に見られないX線所見でaeから1つ選べ。

 a. 骨棘

 b. 骨硬化

 c. 骨嚢胞

 d. 骨膜下骨吸収

 e. 関節裂隙の狭小化

 

26】変形性股関節症について誤っているものを1つ選べ。

 a. 亜脱臼を伴うことが多い。

 b. 一次性は若年者に多い。

 c. 進行性である。

 d. 関節拘縮を伴う。

 e. 安静時痛を伴う。

 

27】変形性股関節症の単純X線像について誤っている組み合わせをaeから1つ選べ。

 (1) 関節裂隙狭小化

 (2) 白蓋の骨硬化像

 (3) 白蓋の骨棘形成

 (4) 骨頭の骨透亮像

 (5) 骨頭の帯状硬化像

 a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

28】股関節の診断について正しいものを1つ選べ。

 a. 外転筋筋力の低下はTrendelenbeg sign陽性である。

 b. 脚長は関節肢位に影響されない。

 c. 下腿周囲長は膝蓋骨遠位端より5cm下方の位置で測定する。

 d. トーマステストは屈曲拘縮の程度がわかる。

 e. Scarpa三角とは鼡径靭帯より、近位の部位である。

 

29誤ったものを選べ。

1)急速破壊型股関節症ー人工大腿骨置換

2)外傷性股関節脱臼ー大腿骨頭壊死

3)滑膜骨軟骨腫症ー滑膜切除

4)一過性大腿骨頭萎縮ー妊娠後期女性

5)弾発股(外側型)-腸腰筋腱

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

30人口股関節再置換術について正しく述べたものはどれか。

a、最も多い適応は術後感染である。

b、骨欠損を伴う。

c、寛骨臼側ソケットが緩んでいる場合、大腿骨ステムも再置換する。

d、症例によって人工関節を選択することはない。

e、初回人工関節全置換例と同程度に術後脱臼の可能性がある。

 

答 b (16年概説試験46番と同じ)

 

31膝関節について正しいものは?

1)膝関節はball and socket jointである。

2)膝関節のスポーツ障害、外傷の頻度は手指についで多い。

3)階段の昇降時に膝関節に作用する力は、ほぼ体重に等しい。

4)オスグット・シュラッター病は膝蓋腱の脛骨付着部付近に発生する。

5)離断性骨軟骨炎は、関節内遊離体の原因になることがある。

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

32膝関節について正しい組み合わせは?

1)有痛性分裂膝蓋骨は、膝蓋骨上縁に好発する。

2)小児では、骨端線の存在が力学的弱点となる。

3)McMcrray testは半月板損傷の診断に有用である。

4)半月板外周3分の1の縦断裂では縫合術の適応となる。

5)半月板を切除しても膝関節への悪影響はない。

 

33】膝半月板について誤っているもの。

 (1) 半月板は膝関節の荷重分散に寄与している。

 (2) 半月板損傷で他質的所見として大腿四頭筋筋萎縮が通常見られる。

 (3) 円板状半月板は内側に見られる。

 (4) 半月板切除は関節切開で行う。

 (5) 半月板損傷では、MRIT2強調画像にて高信号を示す。

 a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

34膝前十字靭帯損傷について誤っているものを選べ。

1)Lachman testは診断に有用である。

2)N-testは回旋不安定性の有無をみる検査である。

3)膝関節血症の7割は十字靭帯損傷が原因である。

4)前十字靭帯損傷の再建は半腱様筋腱を用いる。

5)保存的治療に反応する。

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

35膝靭帯損傷について正しいものを選べ。

1)靭帯再建術は受傷後可及的早期に行うべきである。

2)靭帯損傷はMRIで描出されない。

3)内側側副靭帯損傷では内反ストレスにて内側の関節裂隙が開大する。

4)内側側副靭帯単独損傷では、保存的治療が第一選択となる。

5)saggingは後十字靭帯損傷で見られる所見である。

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

36

 

37

 

38同種骨移植について、正しいものの組み合わせを一つ選べ。

(1) 同種新鮮骨移植の臨床成績は、同種保存骨移植よりも優れている。

(2) 放射線を照射することにより、移植骨の質が向上する。

(3) 移植骨内の細胞が生きていなくても骨移植は完成する。

(4) 同種保存骨移植では免疫抑制剤を用いない。

(5) 人工関節再置換術で有用である。

a. (1)(2)(3) b. (1)(2)(5) c. (1)(4)(5) d. (2)(3)(4) e. (3)(4)(5)

 

<解答> d?

 

39人工材料および軟骨移植について正しいものの組み合わせを一つ選べ。

(1) 人工骨は骨銀行から供給される。

(2) 脊柱骨折において、イリザロフ創外固定器を用いる。

(3) 良性骨腫瘍掻爬後の空洞の充填にハイドロキシアパタイトが用いられる。

(4) 間葉系幹細胞の移植により、軟骨は再生する。

(5) モザイク・プラスティは自家軟骨移植の一種である。

a. (1)(2)(3) b. (1)(2)(5) c. (1)(4)(5) d. (2)(3)(4) e. (3)(4)(5)

 

<解答> e

 

40】肩関節について正しい組み合わせを選べ。

(1) 肩関節は生体内で最も可動域の小さい関節である。

(2) 肩関節の運動は肩甲上腕関節のみで行われる

(3) 肩関節は後方に脱臼しやすい。

(4) いわゆる五十肩は自然治癒することが多い。

(5) いわゆる五十肩は結髪・結帯制限が認められることが多い。

a. (1)(2) b. (1)(5) c. (2)(3) d. (3)(4) e. (4)(5)

H16年概説75番と一緒。)

 

41肩関節脱臼について正しい組み合わせを選べ。

(1)後方脱臼よりも前方脱臼の方が頻度が高い。

(2)apprehension testとは脱臼誘発検査法の一つである。

(3)前方脱臼の時、関節窩前下側に見られる病変を Bankart lesion という。

(4)ヒポクラテス法とは、うつ伏せの状態で腕に重りをぶら下げて行う。

(5)Hill-Sachs lesion があると、反復性になりにくい。

a:1,2  b:1,5  c:2,3  d:3,4  e:4,5

 

解答 a

<解説> STEP整形外科第2版 p.95~ 1/19講義プリント

(1)○ 約90%が前方脱臼である。

(2)○ 反復性脱臼において脱臼を誘発する肢位をとることにより、脱臼に対する不安感を患者に誘発する試験のこと。反復性脱臼の診断に用いる。

(3)△ 関節唇の剥離骨折による転位のこと。元は関節窩前側にあった関節唇がなくなるもので、「関節窩前下側に見られる病変」は間違っていないとは思うが、選択肢的に選ばなかった。

(4)× Stimson法のこと。Hippocrates法は患者の腋窩に医師が足をいれ引っ張るもの。

(5)× 脱臼をくり返すことでHill-Sachs lesionがおこる。

 

42】腱板損傷について正しいものの組み合わせを選べ。

 (1) 肩関節の外転が困難になる。

 (2) 最も損傷されやすいのは棘下筋である。

 (3) 関節造影で造影剤の肩峰下滑液胞への漏出は認められない。

 (4) 広背筋は腱板の構成要素である。

 (5) 忘れました。ごめんなさい。

 a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

43肘関節で正しい組み合わせを選べ。

1)肘関節は上腕骨、橈骨、肩甲骨で構成される。

2)肘関節の主な伸筋は上腕三頭筋である。

3)肘内障は小児に発生しやすい。

4)上腕骨外側上顆炎は手術の絶対適応である。

5)離断性骨軟骨炎は上腕骨骨幹部に好発である。

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

44】正しいものを選べ。

 (1) テニス肘―上腕骨内上顆

 (2) 離断性骨軟骨炎―上腕骨小頭

 (3) 投球骨折―上腕骨頭

 (4) 肘内障―尺骨骨幹部

 (5) 肩鎖関節脱臼―上腕二頭筋長頭

 

45】腰椎椎間板ヘルニアについて正しいものを1つ選べ。

 a.髄核とともに軟骨終板が脱出することはない。

 b.L4/5の骨髄ヘルニアではアキレス腱反射は消失する。

 c.疼痛が強いヘルニアは自然消退しない。

 d.椎間孔外ヘルニアはMRIでは分からない。

 e.下肢伸展挙テスト陰性は高齢者で現れる。

 

46脊椎変性すべり症について次のa~eのうちから正しいものを選べ。

a.男性に多い。

b.高度のすべり症はない。

c.40歳以下に多い。

d.脊柱管狭窄症は生じない。

e.椎間関節変性を伴いL4すべり症が多い。

 

47】腰椎分離すべり症について正しい記載をaeから1つ選べ。

 a. 女性に多い。

 b. ほとんどが片側性の分離である。

 c. 発症初期では保存的治療により治療し得る。

 d. 第4腰椎に多い。

 e. L4神経根症をきたしやすい。

 

48

 

49脊椎腫瘍において正しい記載を一つ選べ。

a,転移性腫瘍の場合は手術適応はない。

b,転移性腫瘍より原発性腫瘍の方が多い。

c,前立腺癌の転移ではX線で骨硬化性変化が多い。

,転移性腫瘍では胃癌の頻度がもっとも多い。

e,MRI検査は有用でない。

 

50腰部脊柱管狭窄症について間違いを探せ!

1.発症には動的因子と静的因子が関与している

2.黄色靱帯の肥厚がある

3.下肢症状には馬尾性、神経根性、混合型がある

4.神経根型は主に下肢の疼痛を生じる

5.体幹前屈位で下肢症状の憎悪が見られる

 

51】化膿性脊椎炎のX線所見として正しい記載をaeの中から1つ選べ。

 a. 腰筋陰影の縮小

 b. 椎間腔の拡大

 c. 椎体終板の骨破壊

 d. 椎体弓根の消失

 e. 後縦靭帯骨化

 

52】骨幹端部に発生した、急性化膿性骨髄炎が最も進展しやすい部位は?

 a. 関節内

 b. 骨端部

 c. 成長軟骨

 d. 骨膜下

 e. 骨幹部

 

53】 (類題:17卒試の33番)

 

54化膿性関節炎について正しい組み合わせは?

1)最も多い起因菌は連鎖球菌である。

2)医原性がある。

3)乳児では股関節に多い。

4)単純X線上にて関節裂隙狭小化がみられる。

5)関節内洗浄ではドレーン留置を行わない。

 

55化膿性脊椎炎について誤っているものの組合せをa~eのうち一つ選べ。

(1)中年男性に多い

(2)ほとんど後縦靭帯に起こる

(3)神経症状を伴うことが多い

(4)単純X線像にて椎間根腔狭小化がみられる

(5)保存療法が有効である

a1、2  b1、5  c2、3  d3、4  e4、5

 

56人工股関節置換術の深部感染症について正しいものを一つ選べ。

1)全体の0,1%未満である。

2)局所所見は診断に有用である。

3)単純X線写真は感染症初期の診断に有用である。

4)人工関節のゆるみの原因となる。

5)保存療法が効く。

 

57先天性内反足の頻度と両側に発生する割合で正しいものをいらべ

a. 0.1%約半数

b. 0.2%約1/4

c. 0.02%約半数

d. 0.01%約半数

e. 0.01%約1/4   

 

答え aとおもいます

 

58先天性内反足で見られる変形はどれ?

1内反  2内転  3下腿内捻  4尖足  5凹足

(選択肢は忘れましたが3つ選ぶ)

 

59先天性内反足の距骨頭頚部の体部に対する形状で正しいものをaeから一つ選べ。

a内底側に湾曲している。 

b外底側に湾曲している。

c内背側に湾曲している。

d外背側に湾曲している。

e外側に湾曲している。

 

60】先天性内反足のX線診断で正しいのはどれか。

 (1) 側面像は内果と外果が重なるように撮る。

 (2) 最大矯正位で撮影する。

 (3) 側面距踵角は内反足では小さくなる。

 (4) 背底距踵角は内反足では大きくなる。

 (5) 舟状骨の骨核の出現は1歳頃である。

 a.(1) (2) (3)  b.(1) (2) (5)  c.(1) (4) (5)  d.(2) (3) (4)  e.(3) (4) (5)

 

61

 

62先天性内反足の矯正ギプスが有効な期間はどれか。

a 生下時から1ヶ月まで

b 生下時から3ヶ月まで

c 1ヶ月から3ヶ月まで

d 3ヶ月から6ヶ月まで   

e 生下時から6ヶ月まで

 

63先天性内反足の治療について誤っているもの。

a 装具療法は徒手矯正や手術療法で得られた矯正位を維持する目的で使用する。

b 装具にはDenis-Browne装具、夜間(長下肢)副子、矯正靴などがある。

c 年齢にかかわらず必要に応じて骨性の手術を行う。

d 軟部組織の手術には腱延長や各種の軟部解離術がある。

e 骨性の手術としてはEvans手術、三関節固定術などがある。

 

64距骨が足関節内で脛骨および腓骨に対して最も密着する位置はどれか。

a. 全ての位置  b. どの位置でも密着していない  c. 最大背屈位

d. 最大底屈位  e. 内旋時と外旋時

 

<解答> c

 

65足関節捻挫(靭帯損傷)について正しい記載の組み合わせを選べ。

1)足関節の靭帯損傷は保存的治療が原則である。

2)足関節外側靭帯のうちでは後距ひ骨靭帯が損傷されやすい。

3)後距ひ靭帯の断裂では前方引き出し徴候が陽性となる。

4)靭帯損傷の陳旧例で、不安定性を有し、捻挫を繰り返す場合は、靭帯再建術の適応である。

5)talar tilt(距骨傾斜)の異常は前距ひ靭帯の完全断裂の時にみられる。

a1,2,3  b1,2,5  c1,4,5  d2,3,4  e3,4,5

 

66足関節外傷に関して正しい組合せを選びなさい。

(1)果部骨折のLange-Hansen分類ではsupinathion-adduction型が最も多い。

(2)内果の単独骨折は、転移がなくても癒合しにくいので手術適応である。

(3)両果骨折・三果骨折は一般に手術適応である。

(4)外果骨折の手術ではプレート固定が一般的である。

(5)遠位けいひ靭帯解離ではtibial boltを使用すると早期に荷重が可能である。

a.(1),(2)  b.(1),(5)  c.(2),(3)  d.(3),(4)  e.(4),(5)

 

答え:d

 

67】踵骨骨折について間違っているものはどれか。

a. 受傷機転は高所よりの転落が多い。

b. X線側面像ではベーラー角が増大する。

c. X線撮影におけるAnthonsen像は距踵関節の評価に有用である。

d. 舌状型骨折はWesthues法の良い適応である。

e. 距骨下関節の可動域制限は不整地歩行やあぐらなどに支障をきたす。

 

68

 

69足の骨端症について、正しい記載の組み合わせをaeから一つ選べ。

1)第一ケーラー病は舟状骨の骨端症で骨壊死が本態である。

2)第一ケーラー病は特に治療しなくても予後良好である。

3)フライバーグ病は幼児期の男性に好発する。

4)フライバーグ病は予後良好な骨端症である。

5)しゅ骨骨端症は骨端核の骨壊死である。

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

70】関節リウマチに特徴的な症状や身体所見について、正しい記載の組み合わせをaeの中から1つ選べ。

 (1) 運動後のこわばり

 (2) 手指MP関節の関節炎

 (3) 対称性関節炎

 (4) リウマトイド結節

 (5) 手指DIP関節から始まる関節炎

 a.(1) (2) (3)  b.(1) (2) (5)  c.(1) (4) (5)  d.(2) (3) (4)  e.(3) (4) (5)

 

71】関節リウマチの画像診断に関して、正しい記載の組み合わせを一つ選べ。

(1)関節リウマチの関節の単純X線所見として軟部組織腫脹、関節裂隙の狭少化、関節周囲の骨萎縮、骨びらん、アラインメント異常、関節強直などがある。

(2)関節リウマチの単純X線所見として、発症後2年以内に骨びらんを認めることはまれである。

(3)単純X線でとらえられない早期RAの骨びらんの描出にMRI(核磁気共鳴法)が有用なことがある。

(4)脊椎・脊髄病変の診断・評価にはMRI(核磁気共鳴法)が優れており、一般的である。

a(1),(3),(4)のみ  b(1),(2)のみ  c(2),(3)のみ  d(4)のみ  e(1)-(4)のすべて

 

72】関節リウマチの治療について正しい記載の組み合わせをaeからひとつ選べ。

(1)関節リウマチの治療を考える際、関節リウマチの関節症状は滑膜炎や関節水腫による症状(可逆性)と骨関節破壊による(不可逆性)とに分けて考える必要がある。

(2)関節リウマチ患者の関節破壊を抑制するためには、早期よりの日ステロイド性抗炎症鎮痛薬(NSAIDs)の投与が必要である。

(3)関節リウマチ患者の関節破壊を抑制するためには、早期よりの抗リウマチ薬(DMARDs)の療法が必要である。

(4)従来のDMRADsでコントロール不良な患者に対して、抗TNF-α療法を行う場合がある。

a134のみ  b12のみ  c23のみ  d4のみ  e14すべて

 

73】関節リウマチに対する人工関節手術に関して正しい記載の組み合わせをaeからひとつ選べ。

(1)関節リウマチに対する人工股関節及び人工膝関節置換術の長期成績は安定している。

(2)人工股関節置換術の合併症として、人工関節の脱臼、感染、緩み、磨耗は重要である。

(3)高度に破壊された肘関節で保存療法に抵抗する強い痛みをきたした場合には、人工肘関節置換術の適応を考慮する。

(4)人工膝関節置換術の合併症として、深部静脈血栓症、肺塞栓症はまれである。

(5)関節リウマチ患者の人工足関節置換術は、術後の長期成績が安定している。

a123   b125  c145  d234  e15のすべて

 

74

 

75誤っている組み合わせを一つ選べ。

1)安静時に手指が伸展している場合は、屈筋腱の断裂が疑われる。

2)中手骨と基節骨間の関節をMP関節という。

3)anatomical snuff box の皮下を正中神経知覚枝が通る。

4)手の開放性損傷は一期的に創を閉鎖すべきである。

5)長掌筋腱は腱移植に用いられる。

a1,2  b1,5  c2,3  d3,4  e4,5

 

76誤っているものを選べ。

1舟状骨骨折は斜位X線で検出されやすい

2Bennett骨折では長母指外転筋腱によりCM関節の亜脱臼を伴う

3槌指は中節骨の伸筋腱付着部の骨折による

4母指の単指切断は再接着の絶対適応とはならない

5指骨骨折でoverlapping fingerが見られる場合、回旋変形が存在する

選択肢 a(12)  b(15)  c(23)  d(34)  e(45)

 

77

(1) キーンベック病は豆状骨の無腐性壊死である。

(2) 手指屈筋腱は血液や滑液によって栄養される。

(3) ドゥ・ケルバン腱鞘炎は長母指外転筋と短母指伸筋の腱鞘炎である。

(4) 内軟骨腫は手根骨に好発する。

(5) ガングリオンは充実性の腫瘍である。

a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

78】正中神経低位麻痺に関して、正しい記載の組み合わせをaeから1つ選べ。

 (1) 母指球筋の萎縮を伴う。

 (2) 手根管での絞扼が原因となりうる。

 (3) 鷲手が出現する。

 (4)

 (5) 母指IP関節の屈曲が障害される。

 a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

79】末梢神経障害について誤っているものを選べ。

 (1) 切断部の遠位側の軸策はWaller変性をきたす(?)

 (2) 神経断裂部に少しでも間隙があれば神経移植の適応となる。

 (3) 腕神経叢損傷の原因で一番多いのはスポーツ外傷である。

 (4) 上位型腕神経叢麻痺により肩関節の挙上が障害される。

 (5) 徒手筋力テストの3では、重力に抗して運動できる。

 a.(1) (2)  b.(1) (5)  c.(2) (3)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

80

 

81】頚椎の解剖について正しいものの組み合わせを選べ。

 1) 頚椎の神経根は7対である。

 2) 環軸椎間には椎間板はない。

 3) 前根は遠心性の神経である。

 4) 環椎横靭帯は、環軸椎の安定性に寄与している。

 5) ルシュカ関節は、頚椎には存在しない。

 a(1,2,3) b(1,2,5) c(1,4,5) d(2,3,4) e(3,4,5)

 

82】頚椎疾患について正しい組み合わせを一つ選べ。

()頚椎靭帯骨化症で神経症状の原因となるのは通常後縦靭帯骨化症である。

()脊髄症状のなかで、髄節徴候(segmental sign)では下肢症状を生じない。

()脊髄症状のなかで、長経路徴候(long tract sign)は灰白質の障害で生じる。

()Babinski反射では母趾が底屈するものを陽性とする。

()Hoffman反射、Tromner反射は上肢の反射亢進を意味している。

()()() b()()() c()()() d()()() e()()()

 

83】頚椎疾患について正しい記載の組み合わせをaeから選べ。

 (1) 大きな椎間板ヘルニアがあるときは、症状が軽くてもすぐに手術する。

 (2) 後縦靭帯骨化症が存在するときは、将来麻痺の危険があり予防的手術を選択する。

 (3) 多椎間の病変があるときは、椎弓形成術の良い適応である。

 (4) 前方除圧固定術では、通常骨移植を併用する。

 (5) 椎弓形成術の多くは本邦で発展した。

 a.(1) (2) (3)  b.(1) (2) (5)  c.(1) (4) (5)  d.(2) (3) (4)  e.(3) (4) (5)

 

84頸椎疾患について正しいもの

(1)ミエログラフィーでの騎袴状陰影は硬膜内髄外病変を意味している

(2)脊椎砂時計腫とは脊柱管内外などで砂時計状の形態を呈する腫瘍である

(3)脊椎損傷ではMRI・T2強調像にて髄内が高輝度を呈することが多い

(4)Hangman骨折では環椎破裂骨折をする

(5)脊髄ショックで脊髄損傷後一時的血圧低下を生じる

a123  b125  c145  d234  e345

 

<解答>2?

dは重積状態ならまずはジアゼパムの静注です

cが微妙で、皮質異形成も海馬硬化も、MRIの所見としてあるはすなんだけど、トビー先生の授業だと、海馬硬化しか出てないから△にしました。でもほかはあってるから、答えは2かな、と・・・

 

85】長管骨の骨端部に好発する腫瘍はどれか?

 (1) 骨巨細胞腫

 (2) アダマンチノーマ

 (3) 骨肉腫

 (4) 軟骨芽細胞腫

 (5) 肉軟骨腫

 a.(1) (2)  b.(2) (3)  c.(1) (4)  d.(3) (4)  e.(4) (5)

 

86】巨細胞の出現する腫瘍及び腫瘍類似病変はどれか?

 (1) 軟骨芽細胞腫

 (2) ユーイング肉腫

 (3) 骨巨細胞腫

 (4) 動脈瘤様骨嚢腫

 (5) 骨内骨腫

 a.(1) (3) (4)  b.(1) (2)  c.(2) (3)  d.(4)のみ  e.全て

 

87

 

88】骨肉腫について誤っているものはどれか。

(1) 長管骨の骨幹端部に好発する。

(2) 腫瘍細胞が類骨を産生するものを骨肉腫と定義する。

(3) 血管拡張型骨肉腫は動脈瘤様骨嚢胞と鑑別を要する。

(4) 傍骨性骨肉腫は通常型骨肉腫より予後不良である。

(5) 原発性悪性骨腫瘍の中では軟骨腫様に次いで2番目に多い。

a. (1)(2)  b. (1)(5)  c. (2)(3)  d. (3)(4)  e. (4)(5)

 

89以下の骨腫瘍ないし腫瘍類似病変とその組織学的所見の組み合わせで正しいものを一つ選べ。

()小細胞性骨肉腫___Homer Wright rosette

()軟骨肉腫______Tumor osteoid

()脊索腫_______Physaliferous cell

()軟骨芽細胞腫____Chicken-wire calcification

()線維性骨異形成___Langerhans' type histiocyte

()()  b()()  c()()  d()()  e()()

 

解答 d

(3)Chicken-wire calcificationとは、鶏のとさかのような形に細胞1個1個に小さな石灰化が起こることを意味する。

(4)Physaliferous cellは、細胞質に空胞をたくさん持つ大型の細胞のことである。

 

90変形性膝関節症について正しいもの3つ

1)加齢に伴う関節軟骨の退行性変化と力学的負荷の増加が病因と考えられている

2)大腿骨遠位部の関節軟骨は、約10mmの厚さがある。

3)外側より内側の関節軟骨が変性することが多い。

4)関節軟骨においては加齢とともに軟骨細胞数の減少や細胞外マトリックスの産生低下が見られる。

5)病期の進行には、物理的な要因に加えて蛋白分解酵素などの関与も多い。

 

91

 

92変形膝関節疾患の画像所見について正しいものの組み合わせを選べ。

(1)嚢胞形成が高頻度に認められる。

(2)関節裂隙の狭小化は関節軟骨の磨耗・消失を反映している。

(3)関節リウマチに比し増殖性変化が大きい。

(4)骨棘形成は稀である。

(5)診断にMRIが必須である。

a(1)(2)(3)  b(1)(2)(5)  c(1)(4)(5)  d(2)(3)(4)  e(3)(4)(5)

 

この問題は出題ミスと思われます(問題はあっていると思います。一応他の人にも確認しました)

解答…2と3は合っていますが1(骨嚢胞は股関節ではみられるが膝関節では稀)、4(骨棘形成は増殖性変化を示す所見でありこの疾患でもよくみられる)、5(特発性骨壊死との鑑別などに用いられる。本疾患の診断は理学所見とX線所見のみでよい)は誤りですから答えがありません。16年概説49、15年概説87に類題あります。

 

 

93変形性膝関節症の保存的治療に関して正しいものを選べ

(1)足底板や大腿四頭筋訓練は即効性があるものではない。

(2)末期の関節症には保存的治療はしない

(3)内服ステロイドは第一選択薬である

(4)ステロイドの関節腔内注射は禁忌である

(5)ヒアルロン酸の関節腔内注射は潤滑性の向上、坑炎症性が期待できる

a12b15c23d34e45

 

94】変形性膝関節症の手術的治療について、正しい組み合わせを一つ選べ。

(1) 高位脛骨骨切り術は、変性した関節への負荷を軽減することを目的としている。

(2) 高位脛骨骨切り術後は症状は軽快するが、変性した関節軟骨が修復されることはない。

(3) 人工膝関節置換術は、ほとんどの症例で正座が可能である。

(4) 人工膝関節置換術は、術後10年経過すると約半数の症例で再手術が必要になる。

(5) 人工膝関節置換術において、コンポーネントの設置箇所は術後成績に影響する。

a. (1)(2) b. (1)(5) c. (2)(3) d. (3)(4) e. (4)(5)

 

95

 

96先天性股関節脱臼の治療について適切なものを一つ選べ。

a.装具(リーメンビューゲル)による整復が1歳以後も一般的に行なわれる。

b.整復が得られれば治療は終了する。

c.遺伝性疾患である。

d.乳児期は見つけ次第、徒手整復を行う。

e.遺残亜脱臼や臼蓋形成不全に対して幼児期に骨切り術を行うことがある。

 

97ペルテス病について誤った組み合わせを選べ。

(1)5~8歳の男児に多い

(2)大腿骨頭骨端の壊死が本態である

(3)将来、変形性股関節症を続発することがある。

(4)急激な発症で歩行不能となることが多い。

(5)手術的治療が一般に行なわれる ← すみません、うろ覚えです

a) 1,2  b) 2,3  c)3,4  d) 4,5  e) 1,5

 

<解答> d  授業プリント参照

 

98大腿骨頭すべり症について、適切でない記載の組み合わせを一つ選べ。

1)男児に多い。

2)両側性がほとんどである。

3)前方にすべる例が圧倒的に多い。

4)すべりの軽度な例はin situ spinningが選択されることが多い。

5)初潮後のすべりは稀である。

a1,2  b2,3  c3,4  d4,5  e1,5

 

99創外固定器を用いた変形矯正・骨延長について適切でない記載の組み合わせをa~eから一つ選べ。

1 変形の中心をCORA(center of rotation angulation)と呼び、矯正の目安とする。

2 骨切り時は骨膜を損傷しないように注意する。

3 延長は必ず病変のある骨で行う。

4 延長は1日5mm程度を目安とする。

5  イリザロフ創外固定器はリング式の創外固定器である。

a(1)(2) b(2)(3) c(3)(4) d(4)(5) e(1)(5)

 

解答  c

(2/7 中島先生のプリント)

1 〇

2 〇

3 ×→?(日本語が理解できなかった…仮骨の成長を待つとか、そういう話??)

4 ×→11mm

5 〇

(2004年度概説942005年度卒試42と同じ)

 

 

 

(番号不明) 先天性内反症について

1)側面像は外果と内果が重なる状態で写したものである。

2)最大矯正位で撮影する。

3)側面距しゅ角は内反足では小さくなる。

4)背底距しゅ角は内反足では大きくなる。

5)舟状骨の骨核の出現は一歳ころである。

 

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送