平成16年度 「心身医学」 概説試験
＜参照＞については、平成16年度講義のものです。
平成15年度講義とは、教官およびプリントが変更になっているものがあります。
１．総論（１０点）
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（１）心身医学の成立背景について５つあげよ。 |
＜参照＞心身症の概念と診断（久保先生）のプリント
＜解答＞
・ 人間の心や行動に対する理解
・ 精神生理学の進歩
・ 身体偏重、器官重視の医学に対する批判・反省 ・ 疾病構造の変化 ・ ストレス耐性の低下
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（２）さまざまな心理療法があるが、心理療法の効果の機序について５つあげよ。 |
＜参照＞心身症の治療とまとめ（久保先生）のプリント
＜解答＞以下の7つのうち5つ
１治療者・患者の関係の質 ２情緒的緊張の解放 ３認知的洞察の獲得、
４オペラント条件付け ５治療者との同一化、６暗示と説得
７新たな行動・思考パターンのリハーサルと反復
２．基礎心身医学（１０点）
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（１）ストレスによる身体反応でみられるものはどれか。 |
＜参照＞心身症の概念と診断（久保先生）のプリント
＜解答＞ａ セリエの三徴は、胸腺の萎縮・副腎の肥大・胃の出血性病変。
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（２）Cannon.W．の緊急反応でみられる症状はどれか。 |
＜参照＞心身症の概念と診断（久保先生）のプリント
＜解答＞ｃ キャノンは、ネコをイヌに対峙させたときの血液に腸管の運動を抑制する物質が含まれていることを実験で確かめた（ノルアドレナリン分泌の状態を見た）。緊急反応で見られる症状とは、交感神経刺激による症状である。
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（３）イヌにブザーの音のみを聞かせても通常は唾液の分泌は生じない。しかしブザー のすぐ後に餌を与えるようにすることを繰り返すと、やがてブザーの音のみで唾液を 分泌するようになる。このことについて正しいのはどれか。 |
＜参照＞心身症の概念と診断（久保先生）のプリント
＜解答＞ｄ
餌を見て（無条件刺激）唾液が出るのは生来の反応であり、これが「無条件反射」。ブザーの音の後に餌を与えるという行為を繰り返した結果、ブザーの音を聞かせた（条件刺激）だけで唾液が出るようになった場合、これが「条件反射」。なお、条件付けされる前のブザーの音（唾液の分泌を誘発しない）は、中性刺激という。
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（４）セリエの汎適応症候群(general adaptation syndrome)でみられる状態の順序で正しいのはどれか。 |
＜解答＞ｂ
「警告反応期」→「抵抗期」→「疲はい期」の順。警告反応期には、刺激に対して受身である「ショック相」と、副腎皮質ホルモンの分泌が増え、生体の抵抗力が高まる「反ショック相」の二つがある。
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（５）心理的ストレスによる心身の反応について誤っているのはどれか。 |
＜参照＞心身症の概念と診断（久保先生）のプリント
＜解答＞ｄ 胃粘膜血流の現象によって、胃・十二指腸潰瘍が引き起こされる。
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（６）ベンゾジアゼピン系睡眠薬について正しいのはどれか。 ３薬物を急激に中止して出現する反跳不眠は長時間作用型より短時間作用型のものでみられる。 |
＜参照＞心身症の治療とまとめ（久保先生）のプリント
＜解答＞ｄ ベンゾジアゼピン系鎮静催眠薬には、催眠作用、抗不安作用、抗痙攣作用がある。
身体依存、精神依存共に起きる。
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（７）抗うつ薬について正しいのはどれか。 |
＜参照＞心身症の治療とまとめ（久保先生）のプリント
＜解答＞ａ
三環系、四環系抗うつ薬に代わる新世代の抗うつ薬として登場したのがSSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）とSNRI（選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬）。副作用が少なく、SNRIは若干の即効性（効果発現まで1週間程度）も有する。
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（８）三環系抗うつ薬でよくみられる副作用はどれか。 |
＜参照＞心身症の治療とまとめ（久保先生）のプリント
＜解答＞ｃ 抗コリン作用による副作用がある。口渇、排尿困難以外にも、便秘や起立性低血圧など。
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（９）ベンゾジアゼピン系抗不安薬の副作用で正しいのはどれか。 |
＜参照＞心身症の治療とまとめ（久保先生）のプリント
＜解答＞ｃ 遅発性ジスキネジア、錐体外路症状は、抗精神病薬の副作用。
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（１０）タイプＡ行動について適切な文章はどれか。 |
＜参照＞循環器系の心身症（稲光先生）のプリント
＜解答＞ｃ 冠動脈疾患の危険因子であるが、心筋症との関連は明らかではない。
行動療法により修正は可能。
３．内分泌・糖尿病（１０点）
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（１）神経性食欲不振症制限型でしばしばみられる症状について述べた。正しい解答を選べ。 |
＜参照＞（５）まで摂食障害の病態・診断・治療（野崎先生）のプリント
＜解答＞ｅ 下剤乱用は、むちゃ喰い/排出型にみられる。
耳下腺腫脹は、神経性過食症でみられるらしいが、機序は不明。
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（２）DSM-IVによる神経性食欲不振症の診断基準について述べた。正しい解答を選べ。 |
＜解答＞１２３は厚生労働省の診断基準ではないかと。厚労省の診断基準には、１２３に加え、ボディイメージの障害、無月経、器質的疾患の除外、がある。DSM-IVの診断基準は、15%以上のやせ、強いやせ願望(４)、ボディイメージの障害、無月経となっている。したがって、厳密にいくとDSM-IVにあてはまるのは４のみではなかろうか。
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（３）神経性食欲不振症の検査所見について述べた。正しい解答を選べ。 |
＜解答＞ｃ
血清コレステロール値は上昇する。
嘔吐や利尿剤を乱用した場合（むちゃ喰い/排出型）には、低K血症が見られることがある。
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（４）摂食関連物質について述べた。正しい解答を選べ。 １LeptinもニューロペプチドＹも摂食抑制物質である。 ２OrexinもCCKも摂食促進物質である。 ３GhrelinもCRHも摂食抑制物質である。 ４神経性食欲不振症ではLeptinは高値である。 |
＜解答＞ｅ
摂食抑制物質（神経性食欲不振症では低値）：CCK、Leptin
摂食亢進物質（神経性食欲不振症では高値）：Orexin、Ghrelin、ニューロペプチドＹ
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（５）神経性食欲不振症の治療について正しい組み合わせはどれか。 |
＜解答＞ａ
神経性食欲不振症の治療は、入院治療が原則である。経鼻経管栄養は、摂取で足りない分を補うために行う。「経鼻経管栄養避けるために摂食する」というのも動機付けの１つになる。IVHに関しては、行わないわけではないが、必須かどうかは・・・
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（６）糖尿病・代謝系の心身症について正しい組み合わせを選べ。 ａ.若い１型糖尿病患者の場合、血糖コントロールを大切と思っているので、過食をする人は普通人に比べて少ない。 ｂ.糖尿病の治療経過に、個々の患者の性格が強く影響する。 ｃ.糖尿病患者に対する、就職や結婚の差別はない。 ｄ.患者と治療者の間で、同意できる治療目標を確立することが、糖尿病治療において 重要である。 |
＜参照＞（１０）まで糖尿病・代謝系の心身症（瀧井先生）のプリント ＜解答＞６
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（７）糖尿病・代謝系の心身症について正しい組み合わせを選べ。 ａ.１型糖尿病の場合、インスリン注射をする以外に、食事療法や運動療法も２型糖尿病以上にしっかりやらなければならない。 ｂ.糖尿病患者は、人生の他の仕事よりも、常に糖尿病治療を優先するべきである。 ｃ.糖尿病合併症が出現した場合の患者の反応には、いろいろな種類がある。 ｄ.糖尿病治療において、家族、友人、医療スタッフは重要な支援者である。 |
＜解答＞３ １型はインスリン注射さえ怠らなければ健常人とかわらない。
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（８）糖尿病・代謝系の心身症について正しい組み合わせを選べ。 ａ.糖尿病は生活習慣病であり、糖尿病患者は他の人達よりも悪い生活習慣を持っていたから発症したと言える。 ｂ.１型糖尿病の若い女性患者において、血糖コントロール不良の最も大きな要因の一つは摂食障害の合併である。 ｃ.中年の男性の糖尿病治療を行う場合、患者の人生の社会的側面に対し特に配慮して、治療の仕方を考える必要がある。 ｄ.糖尿病教育は、発症時にしっかり行っておけば、その後は必要のないものである。 |
＜解答＞２
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（９）糖尿病・代謝系の心身症について正しい組み合わせを選べ。 ａ.過食を繰り返す糖尿病患者には、指示カロリーを少なくして食事制限の大切さを強調する必要がある。 ｂ.患者が糖尿病を受け入れ良好なセルフケアをしていくためには、発症時において、糖尿病の恐ろしさにできるだけ直面させる必要がある。 ｃ.１型糖尿病は、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞の破壊により生じる。 ｄ.食事制限は、糖尿病患者が感じるストレスの最も大きいものの一つである。 |
＜解答＞３
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（１０）糖尿病・代謝系の心身症について正しい組み合わせを選べ。 ａ.糖尿病であることで、患者はしばしば大きな引け目を感じるものである。 ｂ.ストレスのかかる日常生活は、糖尿病患者が治療方針を守れない原因となる。 ｃ.１型糖尿病も２型糖尿病も、食べ過ぎや運動不足が発症の主な原因である。 ｄ.糖尿病の食事療法がうまく行くためには、発症後間もない時期に徹底した食事制限をして、少ないカロリーに慣れてもらうことが重要である。 １.ａｂ ２.ｂｃ ３.ｃｄ ４.ａｄ ５.ａｃ ６.ｂｄ |
＜解答＞１
４．アレルギー・呼吸器・免疫（１０点）
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（１）過換気症候群で正しいのはどれか。一つ選べ。 ｄ.発作の時は空気飢餓感や四肢の硬直が認められることが多い。 |
＜参照＞（５）まで「アレルギー・呼吸器系の心身症」（十川先生）授業プリント
＜解答＞４
過換気症候群では、PaCO2の低下が顕著であり、呼吸性アルカローシス(pH上昇)になる。PaO2の著名な変化は見られない。 性差については、男：女＝1：1.6～2
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（２）過換気症候群で正しいのはどれか。一つ選べ。 |
＜解答＞４
過換気症候群の治療においては、安心感を与えることとペーパーバッグ法が重要である。
PaCO2が低下するため、脳血管は収縮し血流は低下する。これにより意識を失うことも。
鑑別疾患には、他にてんかん、脳腫瘍、副甲状腺機能低下症などがある。
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（３）神経性咳嗽について正しいのはどれか。一つ選べ。 |
＜解答＞４
神経性咳嗽は乾性咳嗽である。鎮咳剤は無効であることが多く、心理療法などが効果を 発揮する。鑑別診断では、cough variant asthma（咳喘息）が非常に重要。
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（４）気管支喘息を診断する上で重要な項目はどれか。 |
＜解答＞２ ｃ：これが気管支喘息の三大症状。
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（５）気管支喘息の治療のなかで正しいものはどれか。 ｅ.ピークフローメーターは自分の喘息状態の良い指標となるので、規則正しく測定することが望ましい。 １.ａｂ ２.ｂｃ ３.ｃｄ ４.ｄｅ ５.ｅａ |
＜解答＞５
喘息の治療では、気道収縮に対して気管支拡張剤(β２刺激剤)、気道炎症に対し抗炎症剤(吸入ステロイド)を用いる。吸入ステロイドは治療の主役であり、吸入では 問題となる副作用は少ない。
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（６）ストレスと神経－免疫－内分泌系に関する次の記述のうち正しいものをあげよ。 １.種々の心理社会的ストレスで免疫機能が影響される。 ２.免疫系組織に分布している自律神経は副交感神経のみである。 ３.脳の特定部位の刺激や破壊によって免疫機能は必ず亢進する。 ４.IL-3は発熱に深く関与している。 ５.IL-1には視床下部－下垂体－副腎軸を活性化させる作用がある。 |
＜参照＞（１０）まで「免疫系の心身医学」（須藤先生）授業プリント
＜解答＞ｅ
脳の特定部位の刺激や破壊によって免疫機能が変化することはあるが、必ず亢進するとは限らない、と思われる。IL-1、IL-2、TNF、IFN-αなどが発熱に関与する。
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（７）ストレスと神経－免疫－内分泌系に関する次の記述のうち正しいものをあげよ。 １.ストレス刺激は、主として副交感神経および視床下部－下垂体－副腎系を活性化させる。 ２.ベルナールによって提唱されたホメオスタシス（生体恒常性維持）の概念は、セリエによってさらに発展し、汎適応症候群として集大成された。 ３.身体的ストレスの方が心理的ストレスよりも免疫系に強く影響を与える ４.過労もストレスの原因になりうる。 ５.神経系と免疫系は共通の情報伝達物質および受容体機構を持っている。 |
＜解答＞ｄ
１：ストレス刺激は交感神経を活性化する。
２：ベルナールの内部環境の概念を発展させ、キャノンがホメオスタシスを提唱。
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（８）次のうち正しいものの組み合わせをあげよ。 |
＜解答＞ａ
１～３：ストレスによって免疫機能は低下する。
４：交感神経の伝達物質ははカテコラミン。 ５：逆に摂食抑制作用を持つ。
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（９）次のうち正しいものの組み合わせをあげよ。 |
＜解答＞ｂ
１：内部環境はベルナール。緊急反応とホメオスタシスがキャノン。
２：他に寒冷、騒音なども物理・化学的ストレッサー。 ４：IL-5ではなくIL-1。
５：軸索反射に関与するのは、サブスタンスPやカルシトニン遺伝子関連ペプチド。
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（１０）次のうち正しいものの組み合わせをあげよ。 １.細胞性免疫－NK細胞 ２.肥満細胞－IgEレセプター ３.カテコラミン－Th1反応の増強 |
＜解答＞ａ
３：交感神経優位になるとリンパ球が減少し、顆粒球が増加する。
４：グルココルチコイドによって、IL-1,2,3、TNF、IFNγ産生が減少するため、Th1反応は低下する。
５：IL-4でなくIL-1。
５．精神生理学的検査・神経筋肉系の心身症（１０点）
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（１）正しいものを選べ。 １. 自律神経検査法には、生理学的検査法、生化学的検査法、薬理学的検査法があり、形態学的検査法や放射線学的検査法は含まれない。 ２.自律神経を介する反射には、内臓－内臓反射、体性－内臓反射、内臓－体性反射がある。 ３.狭心痛は、内臓－体性反射である。 ４.突然の痛覚刺激で脈拍や血圧が上がるのは、体性－内臓反射である。 ５.排尿反射の求心路は下腹神経である。 |
＜参照＞(10)まで「精神生理学的検査・神経筋肉系の心身症」（菅原先生）授業プリント
＜解答＞３
１：いずれも含まれる。 ５：膀胱排尿筋の求心路と遠心路を支配するのは骨盤神経（副交感神経）。膀胱伸展による尿意を伝え、興奮することで排尿筋を収縮させる。なお、下腹神経は膀胱頚部を支配し、膀胱頚部の緊張を保ち尿の保持に関与する交感神経。
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（２）圧受容器反射について正しいものを選べ。 ２.血圧の変化は頸動脈や鎖骨下動脈にある圧受容器によって探知される。 ５.年齢とともに起立時の脈拍変動は小さくなる。 |
＜解答＞５
動脈圧受容器反射とは、血圧を受容器により常にモニターし、血圧の変動を修正する メカニズムである。圧受容器は大動脈弓と頚動脈洞に存在し、各々の求心路は迷走神経、舌咽神経である。圧受容器は一種の伸展受容器であり、周囲組織が伸展することによって刺激を受けることになる。つまり、組織内の圧が上昇すると圧受容器からのインパルスが増大する。インパルスは延髄孤束核で、 延髄の循環中枢に行く経路と、迷走神経運動核を経て迷走神経に接続する経路に分かれる。 結果として、交感神経↓、迷走神経↑によって、心拍数・心収縮力・心拍出量低下、血管抵抗低下、副腎髄質からのカテコールアミン分泌減少が起こり、血圧が低下する。
加齢とともに、圧受容器の感受性低下などにより、脈拍の変動が小さくなる。
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（３）RSAについて正しいものを選べ。 |
＜解答＞１ CVRRは、安静時副交感神経機能を表すとされ、加齢と共に小さくなる。
アトロピンは副交感神経系を遮断するため、CVRRは小さくなる。
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（４）正しいものを選べ。 １. 自律神経系機能は生命維持に必要な生来的機能制御システムであり、学習によって随意的に調節することはできない。 ２. BF（バイオフィードバック）は行動療法の領域に含まれない。 |
＜解答＞５
BFは「学習によって随意的に調節する」ことを狙ったものである。
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（５）正しいものを選べ。 |
＜解答＞５
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（６）正しいものを選べ。 |
＜解答＞１ ３：他に大脳皮質、副神経の機能異常との関連も。
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（７）正しいものを選べ。 |
＜解答＞１ Tsui
scoreは痙性斜頸の重症度判定に用いる。
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（８）頭痛について正しいものを選べ。 |
＜解答＞１
３：片頭痛の発作誘因としては、空腹、食事、アルコール、寝過ぎなど。
４：前兆期には収縮しており、発作期に拡張する。前兆としては閃輝暗点など。 ５：４～７２時間程度。
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（９）頭痛について正しいものを選べ。 ２.緊張型頭痛は同じ姿勢を長時間続けると起こりやすい。 ３.片頭痛発作は、休日に起こりやすい。 |
＜解答＞３
１：痛みの強さの比較は難しいと思われるが、片頭痛は高度～中等度の痛み、緊張型頭痛は中等度～軽度の痛みで、我慢できる程度、と言われている。
４：片頭痛の代表的な予防薬がCa拮抗薬。片頭痛予防に使われる塩酸ロメリジンは 血圧への影響がない。他には、βブロッカー、抗セロトニン薬など。
５：緊張型頭痛の予防には、鎮痛剤や筋弛緩剤、抗不安剤、抗うつ剤などを、症状に合わせて用いるが、生活習慣や環境を変えるほうが重要。
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（１０）身体症状とうつ病について正しいものを選べ。 ２.うつ病においては食欲低下とともに過食になる場合もある。 |
＜解答＞１
精神的症状としては、抑うつ気分、集中力や興味、意欲の喪失など。
身体的症状としては、全身倦怠感、睡眠障害、頭痛、食欲不振など。
６．慢性疼痛（１０点）
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（１）次の文章の空欄に適切な言葉を下記から選べ。 |
＜参照＞（５）まで「慢性疼痛」（細井先生）の授業プリント。H16から教官交代。
＜解答＞ａ：２、ｂ：６、ｃ：４
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（２）次の文章の空欄に適切な言葉を下記から選べ。 痛みを伝える神経伝導路は複雑であり複数の経路が知られているが、大脳皮質の広い領域に 投射して局在のはっきりしない不快な痛み体験に関連しているのは次のうちどの伝導路か。 |
＜解答＞２
識別性のよい一次痛は外側脊髄視床路を、識別性の悪い二次痛は内側脊髄視床路を上行。
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（３）次の文章の空欄に適切な言葉を下記から選べ。 |
＜解答＞ａ：３、ｂ：６
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（４）次の文章の空欄に適切な言葉を下記から選べ。 |
＜解答＞ａ：２、ｂ：６、ｃ：７
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（５）疼痛性障害の説明に関して正しいものを全てあげよ。 ｂ.疼痛は社会的、職業的、そのほかの重要な領域の機能障害を引き起こしている。 ｄ.痛みの原因を薬物療法で除去することでほとんどの痛みが改善する。 |
＜解答＞１ 抗うつ薬が有効であることが多い。
７．消化器心身症（１０点）
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（１）次の各々の記述のうち正しい組み合わせ１つを選べ。 |
＜参照＞（１０）まで「消化器系の心身症」（判田先生）の授業プリント ＜解答＞３
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（２）次の各々の質問を読み、以下の項目のうち正しいもの１つを選べ。 |
＜解答＞３
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（３）次の各々の質問を読み、正しい組み合わせを１つ選べ。 ｂ.消化器内科を受診する患者の中でfunctional dyspepsia患者が胃十二指腸潰瘍患者よりかなり多い。 ｃ.高齢者のdyspepsia症状は器質的疾患を疑うべきである。 ｄ.胃食道逆流症と逆流性食道炎は同義である。 |
＜解答＞２
ａ：機能異常は一般検査では見つけにくいが、症状に至る病態生理を理解せず単なる腹部不定愁訴として扱ってはいけない。 ｄ：食道に炎症を起こさなくても、胃酸の逆流によって胸やけが起こっていると考えられるものを胃食道逆流症という。
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（４）functional dyspepsiaのRome
II診断基準の症状の記述で正しいもの１つを選べ。 ａ.過去12ヶ月に連続する12週以上、上腹部中央に腹痛かつ腹部不快感が持続的または間歇的にみられる。 ｂ.過去12ヶ月に必ずしも連続しない12週以上、上腹部中央に腹痛または腹部不快感が持続的または間歇的にみられる。 ｃ.過去12ヶ月に連続する12週以上、上腹部中央に腹痛または腹部不快感が持続的または間歇的にみられる。 ｄ.過去12ヶ月に必ずしも連続しない12週以上、上腹部中央に腹痛かつ腹部不快感が持続的または間歇的にみられる。 |
＜解答＞２
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（５）functional dyspepsiaについて正しい組み合わせを１つ選べ。 |
＜解答＞４
「過去12ヶ月に必ずしも連続しない12週以上、上腹部中央に腹痛または腹部不快感が持続的または間歇的にあり、消化管内視鏡検査を含め、これらの症状を説明しうる器質的
疾患がなく、また排便によって腹痛が軽快するような過敏性腸症候群ではないこと。」が規定されている。
ａ、ｂ：胃・十二指腸潰瘍も逆流性食道炎も器質的疾患。
ｅ：関連は強いが、「胃食道逆流症（ＧＥＲＤ）」として独立した。
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（６）過敏性腸症候群について正しい組み合わせを選べ。 ｅ.過敏性腸症候群は小腸の機能異常も含める。 |
＜解答＞５
過敏性腸症候群は、腸管、特に大腸の機能性疾患で、便通異常（下痢、便秘、交代性）と腹痛とが続き、種々の腹部症状を訴えるが、これらの症状を説明しうる器質的病変が腸管に見られない。思春期や中年の女性に多く、内視鏡や、注腸造影などで異常は見られない。
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（７）過敏性腸症候群の病態生理について正しい組み合わせを選べ。 |
＜解答＞４治療に関しては、器質的疾患がないと説明し、患者の不安や緊張を軽減させることも重要である。
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（８）胆道機能異常（胆道ジスキネジー）について正しい組み合わせを選べ。 |
＜解答＞３
胆道ジスキネジーは「胆嚢が収縮して胆汁を総胆管に送り込むと同時に十二指腸乳頭括約筋（Oddi括約筋）が弛緩して十二指腸への流出を促進するという合目的協調運動」が機能異常（協調運動失調）を起こし、胆汁流出障害をきたすことにより胆道痛を生じる
ｂ：Oddi括約筋の機能異常は起こりうる。
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（９）胆道機能異常（胆道ジスキネジー）の初期診断と治療について正しい組み合わせを選べ。 １ａｂ ２ｂｃ ３ｃｄ ４ｄｅ |
＜解答＞２
ａ、ｂ：胆道系器質疾患を除外するために必要。
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（１０）次の質問から正しい組み合わせを選べ。 ａ.機能性消化管障害の診断及び治療において、消化管運動異常、知覚異常、心理社会的因子の３つの相互の関連性を考える必要がある。 ｂ.上腸間膜動脈(SMA)症候群は体重減少によって生じることはない。 ｃ.上腸間膜動脈(SMA)症候群は腹部大動脈と上腸間膜動脈が十二指腸第III部を挟むことにより通過障害が起こる。 ｄ.アルコール性肝障害の治療において、アルコール依存症との鑑別は重要であり精神科の専門医での治療の必要性も考慮しなければならない。 |
＜解答＞３
十二指腸の水平部（第III部）は、前方からSMA、後方から腹部大動脈・腰椎に挟まれているが、脂肪組織やリンパ組織のクッションに守られている。体重減少などで、SMA周囲の脂肪組織がなくなると、SMA症候群が起きる。
８．心理面接（１０点）
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（１）心身医学における面接について誤っているものを選べ。 |
＜参照＞（１０）まで「心理面接」（有村先生）の授業プリント ＜解答＞ｄ
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（２）面接の方法について１から４のうちで正しいものを選べ。 １.ａｂ ２.ｂｃ ３.ｃｄ ４.ａｄ |
＜解答＞４
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（３）傾聴の方法について正しいものを選べ。 ｂ.相手の発言に対してくどいくらいにあいづちを使って聞く。 |
＜解答＞ｃ
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（４）傾聴の方法について１から４のうちで正しいものを選べ。 ｄ.相手の話を聞く一方で聞き手も同じくらい話をする。 |
＜解答＞１
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（５）インテーク面接について１から４のうちで正しいものを選べ。 ｄ.インテーク面接では心理社会的な背景は取り扱わない。 |
＜解答＞２
インテーク面接とは、医療、教育、心理、産業などの分野における相談・援助機関で、 最初に行う心理・社会的観点からの面接。
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（６）インテーク面接について１から４のうちで正しいものを選べ。 ｄ.社会適応状態，生育歴など心理社会的背景に関する情報を集める。 |
＜解答＞３
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（７）面接について１から４のうちで正しいものを選べ。 |
＜解答＞１
ｄ：医療領域で臨床心理士が実施する場合を「心理療法」、医師が実施する場合を「精神療法」と呼ぶことが多く、福祉・教育などの医療以外の領域で行われるものを含めて「カウンセリング」という。
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（８）面接について１から４のうちで誤ったものを選べ。 |
＜解答＞３
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（９）面接について１から４のうちで正しいものを選べ。 ｄ.良好な医師患者関係が確立されると患者の情緒は安定する。 |
＜解答＞４
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（１０）面接について１から４のうちで正しいものを選べ。 |
＜解答＞２
９．心理テスト（１０点）
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（１）心理テストに関する記述のうち，正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜参照＞（１０）まで心理テスト」（富岡先生）の授業プリント
＜解答＞２ ａ：質問紙法の法が容易。
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（２）心理テストに関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞４
ｃ：「ある一つの側面について」とは限らない。
テストバッテリーを組む、というのは、複数の種類のテストを組み合わせて心理診断をすること。
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（３）心理テストに関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞４
心理テストの効用には、治療の指針を得る、治療の効果を得る、も含まれる。
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（４）心理テストに関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞２
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（５）心理テストに関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞１ CMTは、身体的自覚症および精神的自覚症の質問からなる。
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（６）P-Fスタディ（絵画欲求不満テスト）に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びなさい ａ.欲求不満場面での怒り感情の表出方法を評価できる。 |
＜解答＞３
ｂ：「どのように言われたことがあるか」ではなく、「その状況にもし置かれたら何と言うか」を記述。
ｄ：無責的とする。
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（７）SCT（文章完成法テスト）に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞２ SCTは人格テストであり、知能テストではない。
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（８）SDS（自己評価式抑うつ尺度）に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞３ ｂ：「便秘している」などもある。 ｄ：ダミー項目なしの２０問。
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（９）STAI（状態－特性不安尺度）に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを選びましょう。 |
＜解答＞３
ａ：その時の不安な気分＝状態不安、不安の感じやすさ＝特性不安。 ｂ：状態不安と特性不安は別々に評価する。 ｄ：被験者の「その時の不安な気分」は平均的であると解釈できる。
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（１０）MMPI（ミネソタ多面的人格目録）に関する記述のうち，正しいものの組み合わせを選べ。 |
＜解答＞
ａ：○ ｂ：×奇妙な感覚経験、思考異常などが、頻度尺度の項目として存在する。 ｃ：×10個。心気症、抑うつ性、ヒステリー性、精神病質的偏椅性、性度（男性性、女性性）、パラノイア（偏執性）、精神衰弱性、精神分裂性、軽躁性、社会的内向性。 ｄ：○不応答尺度として評価される。
１０．交流分析（１０点）
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（１）交流分析について、正しいものを１つ選びなさい。 ｂ.交流分析は、心理療法とはいえない。 |
＜参照＞（１０）まで「交流分析」（宮谷先生）の授業プリント ＜解答＞ｄ
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（２）構造分析について、正しい組み合わせを１つ選びなさい。 |
＜解答＞ｃ
１：5つ。CP(批判的な親;Critical Parent)、NP(保護的な親;Nurturing Parent)、A(大人;Adult)、FC(自由な子ども;Free Child)、AC(順応した子ども;Adapted Child)
４：その時の状況などに応じて柔軟に機能させることができるのが健康な状態。
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（３）構造分析について、正しい組み合わせを１つ選びなさい。 |
＜解答＞ａ
２：現実的、理知的、沈着冷静、合理的、無味乾燥。
３：「批判的な親」の説明。「自由な子ども」は自由奔放、直感的、感情的。
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（４）基本的構えについて、正しい組み合わせになっているものを１つ選びなさい。 |
＜解答＞ｂ ａ：共存・協調 ｃ：劣等感・ひがみ ｄ：孤立・絶望
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（５）交流分析において活用される心理テストを、次の中から１つ選びなさい。 |
＜解答＞ｃ
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（６）（５）の心理テストについて、正しいものを１つ選びなさい。 ｂ.他人の性格を変えるために行うものである。 |
＜解答＞ａ
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（７）交流パターン分析について、正しい組み合わせを１つ選びなさい。 |
＜解答＞ｃ
１：相補的、交叉的、裏面的交流の３つ。 ３：裏面的交流。 ４：交叉的交流。
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（８）相補的交流を示した交流パターンを、下の中から１つ選びなさい。 |
＜解答＞ｂ
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（９）ゲーム分析について、正しいものを１つ選びなさい。 ｃ.ゲームは、常にその人がラケット感情を経験して終わる。 ｄ.ゲームは、再び繰り返されることはない。 |
＜解答＞ｃ
ａ：予測可能で定型化し、破壊的な結末で終わるもの。 ｂ：「A」の気づきなしに行われる。
ｃ：不快な感情。 ｄ：「A」を高め、ゲームをしていることに気付かないと繰り返される。
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（１０）脚本分析について、正しいものを１つ選びなさい。 |
＜解答＞ｄ
ａ、ｂ：脚本とは「幼少期に与えられた禁止令によって繰り返される人生のプログラム」
ｄ：脚本に従わなくてもよい、という許可を得ること。
