呼吸器 平成17年度卒業試験

平成17年11月15日実施(一部獲得)
耳鼻咽喉科および病理は獲得。他は復元。
放射線科
【1】1.解剖について誤っているものを選べ。
 a.奇静脈は上大静脈に流入する。
 b.気管分岐部より右気管支分岐部までの気管支を中間気管支管という。
 c.左右の肺動脈では右の方が長い。
 d.肺区域は通常右が10個、左が8個である。
 e.脊椎前面より後方を後縦隔という。

【2】解剖について、誤っているものをひとつ選べ
1.右腕頭動脈は、右鎖骨下動脈と右総頚動脈にわかれる。
2.細気管支には、気管支線はない。
3.二次小葉とは、3-5本の細気管支から形成される領域である。
4.二次小葉内では、細気管支、肺動脈は小葉中心部を走行する。
5.通常、右肺門は左肺門より、やや高い位置にある。

【3】

【4】小葉中心性の分布を示すびまん性肺疾患の組み合わせはどれか。
(1)びまん性汎細気管支炎  (2)過敏性肺臓炎  (3)癌性リンパ管症
(4)サルコイドーシス  (5)肺胞蛋白症
(a)(1,2)  (b)(1,5)  (C)(2,3)  (d)(3,4)  (e)(4,5)

耳鼻咽喉科
【1】次のうち上顎癌を積極的に示唆する所見はどれか。
1.上顎洞骨壁の肥厚  2.血性鼻漏  3.一側性上顎洞陰影
4.後鼻孔にいたる巨大鼻茸  5.水様性鼻汁
a.1,2  b.1,5  c.2,3  d.3,4  e.4,5

【2】次の記載のうち正しいのはどれか。
1.両側声帯麻痺の症状は呼吸困難のみのことが多い。
2.一側声帯麻痺の症状は嗄声のみである。
3.一側声帯麻痺に対する手術として同側の輪状咽頭筋切断術がある。
4.一側声帯麻痺に対する手術の目的として咳嗽効率の改善も重要である。
5.披列軟骨内転術は一側声帯麻痺に対する手術の一つである。
a,1,2,3  b.1,2,5  c.1,4,5  d.2,3,4  e.3,4,5

【3】気管切開について誤りはどれか。
1.気管支異物による呼吸困難は緊急気管切開の適応である。
2.気管切開後は気管内圧の変動はほとんどなくなるので誤嚥は減少する。
3.輪状軟骨を切断するとカニューレ抜去困難症を起こしやすい。
4.中気管切開では甲状腺の切離を伴う。
5.唾液の流入や誤嚥を防ぐため、カニューレのカフ圧は常時高くしておく。
a.1,2,3  b,1,2,5  c,1,4,5  d.2,3,4  e.3,4,5

【4】反回神経麻痺の原因となるものはどれか。
1.甲状腺癌  2.食道静脈瘤  3.側頸嚢胞  4.解離性大動脈瘤  5.肺結核
a.1,2,3  b.1,2,5  c.1,4,5  d.2,3,4  e.3,4,5

【5】内喉頭筋の働きについて正しいものはどれか。
1.吸気時には、後輪状披裂筋(後筋)のみが活動し声門を拡げる。
2.輪状甲状筋(前筋)は低い声を出すのに必要である。
3.いきみや咳嗽には外側輪状披裂筋(側筋)と披裂筋(横筋)の作用が必要である。
4.両側の後筋麻痺が生じれば呼吸困難となる。
5.声帯筋(内筋)は発声時に声のピッチ(周波数)に合わせて収縮・弛緩を繰り返す。
a:1,5  b:3,4  c:2,3,4  d:1,2,5  e:すべて

外科
【1】原発性自然気胸の患者像は、若年、男性、(   )、痩躯で、肺尖部に好発する胸膜直下の(   )の破裂が主因である。続発性自然気胸の基礎疾患として、慢性肺気腫、間質性肺炎、肺癌、Marfan Syndrome、(   )などがある。気漏部のcheck valve機構によって1方向性に持続的に気漏が続く場合、(   )性気胸に陥りやすく、急性呼吸・循環不全となる。ただちに(   )を施さなければならない。
 胸壁の穿通性外傷だけではなく、(   )的外傷においても気胸を発生することがある。外傷によって生じる気胸は気漏部が大きく開放性気胸となることがあり、胸壁損傷の場合、(   )性気胸、肺・気管支損傷の場合、(   )性気胸となり、緊急手術の適応となる。

【2】全身状態の良い臨床(   )期および一部のIII期非小細胞肺癌患者には標準手術である(   )切除+縦隔リンパ節郭清が行なわれる。早期例や心肺機能不良例には(   )手術が行なわれている。切除後の5年生存率は概ね(   )%であるが、最近、術後補助(   )療法の再発抑制効果が注目されている。局所進行肺癌には多臓器合併切除や気管・気管支や大血管の形成手術が行われることもあるが、予後向上のため放射線治療や化学療法を手術前に行なう療法が検討されている。
転移性肺腫瘍に対する肺切除は原則として(   )が制御されており、他臓器に転移が無く全身状態が良い場合には適応となるが、すべての組織型の5年生存率は概ね(   )%である。
胸膜中皮腫に対する有効な治療法は開発されていないが、I期(   )型の場合、根治切除が可能な事もある。

【3】下記の患者像および胸部レントゲン写真より考えられる臨床病名を答えよ。(複数回答可)64歳男性。高血圧のため五年前より内服治療を受け、毎年1回胸部レントゲン写真を撮影されていたが、異常所見を指摘されたことはなかった。6か月前より、右肩から背部に放散する疼痛を自覚し、近医にて肩関節疾患、頚椎疾患を疑われ理学療法を行っていたが、次第に疼痛が増悪し、右手掌橈側のしびれ、食欲減退、全身倦怠感を伴ってきたため、大学病院を紹介された。咳嗽、喀痰などなし。
既往歴:高血圧
喫煙歴:30本/日 ×40年
血算: WBC:12000、Hb:10.2、Plt:16万
血液生化学:TP:6.2、Alb:3.2、AST:20U/μl、ALT:18U/μl、LDH:427U/μl、ALP:
690U/μl(WBC、Hb、TP、Alb、ALPは異常)
レントゲン像:右第2肋骨起始部の融解像、右胸腔頂の胸膜肥厚

病理
【1】以下の設問に対する最も適当な解答をA-Eより1つ選び、○を付けよ。
1)Wegener肉芽腫症に最も特徴的な検査所見は、
A.MPO-ANCA陽性  B.高γグロブリン血症  C.血尿
D.好酸球増多  E.PR-III-ANCA陽性

【2】鼻・咽頭癌に最も多発する組織型は、
A.扁平上皮癌 B.唾液腺由来癌 C.悪性リンパ腫 D.嗅神経芽腫 E.リンパ上皮腫癌

【3】喉頭結節に特徴的な病理所見は、
A.白板症、B.多発ポリープ、C.類上皮細胞結節、D.嚢胞形成、E.拡張性血管増生

【4】呼吸窮迫(困難)症候群(RDS)と関連の少ない病変、病態は、
A.敗血症 B.好酸球増多 C.び漫性肺胞障害 D.血液過凝固 E.高サイトカイン血症

【5】25歳男性、不妊、副鼻腔炎、内臓逆位と膿性喀疾を認める。考えられる呼吸器疾患は
A.喘息  B.慢性気管支炎  C.気管支拡張症  D.肺気腫  E.BOOP

【6】間質性肺炎の病理像で誤りは、
A.硝子膜形成  B.蜂窩肺  C.慢性肉芽腫性炎  D.膿瘍  E.線維化胞隔炎

【7】大量喫煙者に見られる慢性肺気腫に特徴的な病変は、(  )肺気腫である。
A.汎小葉性  B.小葉中心性  C.傍隔壁性  D.不規則性  E.ブラ性

【8】Churg-Strauss症候群に特徴的な臨床病理学的所見には、肉芽腫性血管炎、喘息、単もしくは多発性神経炎と(  )がある。
A.半月体形成性腎炎  B.乾酪性肉芽腫  C.Masson体形成
D.閉塞性細気管支炎  E.好酸球性肉芽腫

【9】以下の肺病変でリウマチ様関節炎と関連が少ない病変は、
A.アミロイド沈着  B.喘息  C.閉塞性細気管支炎  D.間質性肺炎  E.血管炎

【10】肺小細胞癌の発生母細胞は、
A.気管支腺細胞  B.化生扁平上皮細胞  C.気管支基底細胞
D.神経上皮細胞  E.クララ細胞

【11】原発性肺高血圧症に特徴的な肺病変は、
A.リンパ管拡張症  B.硬化性血管腫  C.蔓状血管病変
D.多発器質化血栓  E.肺動脈硬化

【12】25歳男性、不妊、副鼻腔炎、内臓逆位と膿性喀疾を認める。考えられる呼吸器疾患は、
A.喘息  B.慢性気管支炎  C.気管支拡張症  D.肺気腫  E.BOOP

【13】以下の肺病変で肉芽腫性肺病変となりにくい疾患は、
A.通常型間質性肺炎  B.ベリリウム肺  C.クリプトコッカス肺炎
D.過敏性肺炎  E.組織球症-X

【14】肺末梢性腺癌の前癌病変として最も重要なのは、
A.異型扁平上皮化生  B.tumorlet病変  C.気管支ポリープ
D.カルシノイド  E.異型腺腫様過形成

【15】原発性肺癌の予後に関係の少ない因子は、
A.臨床−病理学的病期  B.胸膜浸潤  C.線維性癒痕
D.脈管侵襲  E.リンパ節転移

呼吸器科
【1】正しい組み合わせをひとつ選べ。
 a.高Ca血症−PTH-RP  b.高K血症−異所性ACTH症候群
 c.高Na血症−SIADH  d.高P血症−肥大性骨関節症
 e.高Mg血症−Eaton-Lambert症候群

【2】

【3】肺癌とその腫瘍マーカーの組合せで誤っているものを選べ
a.CEA 腺癌  b.SCC 扁平上皮癌  c.CYFRA 扁平上皮癌
d.NSE 大細胞癌  e.proGRP 小細胞癌

【4】喀血患者への対応として正しいものを選べ。
1)患側を下にする  2)酸素投与する  3)トロンボキサンの局所投与
4)大量輸液する  5)肺動脈塞栓術の適応を考慮する
a)123  b)125  c)145  d)234  e)345

【5】

【6】次のうち誤った番号を選びなさい
a.高分化型腺癌は低分化型腺癌に比較して陰影が淡く辺縁境界が不明瞭である。
b.高分化型腺癌は胸膜陥入像を呈しやすい。 c.扁平上皮癌は空洞を形成しやすい。
d.扁平上皮癌は無気肺を呈しやすい。 e.小細胞癌は石灰化を伴っていることが多い。

【7】肺癌は転移を来たす事もあるが以下のうち症状が表れやすい部位はどれか。2つ選べ。
a.肺内転移  b.肝転移  c.脳転移  d.骨転移  e.副腎転移

【8】腫瘍マーカーとその意義について正しい組み合わせを選びなさい。
a.腫瘍マーカーが正常上限の2倍になったら、肺癌の合併を意味する。
b.腫瘍マーカーが半分になったら、腫瘍量は半分になったことを意味する。
c.術後の腫瘍マーカーの上昇は再発が考えられやすい。
d.Pro-GRPが小細胞肺癌に特異的である。
e.CEAは肺癌に特異的な腫瘍マーカーである。
1.ab  2.ae  3.bc  4.cd  5.de

【9】肺癌の治療に用いられる抗癌剤について、正しいものを選びなさい。
a 初回投与で効果が認められなかった場合、次回は2倍量を投与する
b 投与期間は長ければ長いほどその効果も大きくなる
c 規定量の半量を投与すると、効果も半減する
d 初回投与量は体表面積を参考にして決める e 投与経路は末梢と中枢どちらでも良い
1.ab  2.ac  3.bc  4.bd  5.de

【10】タバコに関して正しいものを二つ選べ
a.肺癌の一番のリスクはタバコである
b.喫煙指数(ブリンクマンインデックス)は1日の本数×年数である
c.喫煙指数が400を超えると禁煙しても肺癌のリスクは変わらない
d.低タール、低ニコチンのタバコは発癌のリスクが低い
e.肺癌は非喫煙者には発症しない

【11】組織型に関して正しいものの組み合わせを選べ。
a. 腺癌が最も多い。  b. 小細胞肺癌は抗癌剤に感受性が高い。
c. 小細胞肺癌は末梢にできることが多い。
d. CEAが上昇していたので大細胞癌が考えられた。  e. 腺癌は空洞を形成しやすい。
A(a,b)  B(a,c)  C(b,c)  D(c,d)  E(d,e)

【12】癌性疼痛に関して正しいものを2つ選べ
a.モルヒネは副作用として呼吸抑制があるので、なるべく使用を控える。
b.モルヒネの極量は200mg/日である。  c.NSAIDから開始する。
d.骨転移の痛みに対して放射線を照射した。
e.NSAIDとモルヒネの併用はしない。
A.ab  B.ac  C.bc  D.cd  E.de

【13】正しい組み合わせは
a.II期の小細胞癌はオペ適応である
b.Ia期の非小細胞癌以外の肺癌は化学療法で予後が改善する
c.III期非小細胞癌は化学療法放射線療法が標準治療である
d.IV期非小細胞癌は化学療法で生存年数が一年以上の延長する
e.小細胞癌は化学療法により約80%が治癒する
A.ab  B.ac  C.bc  D.cd  E.de

【14】インフルエンザワクチンに関する下記の記載のうち、正しいものを二つ選べ。
a.ワクチン接種後、一年以上効果がある。 b.ワクチン接種後、翌日から効果が見られる。
c.ワクチンを繰り返し二回接種しても効果は変わりない。
d.ワクチン接種で卵アレルギーが誘発されることがある。
e.医療従事者はワクチンを接種すべきである。
A.ab  B.ac  C.bc  D.cd  E.de

【15】結核菌に関するもので正しいものを二つ選べ
a.チールニールセン染色は結核菌に特異的な染色法ではない
b.液体培地は固定培地より結核菌を早く検出できる
c.PCR法で陽性のときは確定診断としてよい
d.培養検査で陽性でも咳が出なければ隔離する必要はない
e.結核菌に感染したときは一ヶ月以内に発症することが多い
1ab  2ac  3bc  4cd  5de

【16】

【17】

【18】25才女性。皮膚筋炎に対しプレドニゾロンで治療中であったが、呼吸困難が出現した。胸写上スリガラス陰影が見られる。原因病原体は何か。
1レジオネラ  2肺炎球菌  3クリプトコッカス  4カリニ  5アスペルギルス

【19】レジオネラなど細胞内で増殖する菌に無効な薬剤はどれか?
a.ペニシリン b.マクロライド c.テトラサイクリン d.ケトライド e.ニューキノロン

【20】

【21】夏型過敏性肺炎について正しいものをひとつ選べ。
A Trichosporon asahiによっておこる。
B 抗原から隔離することよりステロイドによる治療を優先する。
C Trichosporon asahi以外のカビでは発症しない。
D リンパ球は減少する。  E HRCTで小葉の上昇はない。

【22】COPD患者の生存率を向上させるものはどれか。
a.呼吸リハビリテーション  b.禁煙  c.在宅酸素療法
d.気管支拡張剤  e.吸入ステロイド剤
A.a.b  B.a.e  C.b.c  D.c.d  E.d.e

【23】

【24】気管支喘息の診断に有用な所見はどれか。
1.β刺激剤吸入前後のFEV1.0の改善  2.β刺激剤吸入前後のFEV1.0%の改善
3.喘息治療薬による症状の改善  4.胸部CT scan  5.喀痰中好酸球増多
a.1,2  b.1,5  c.2,3  d.3,4  e.4,5

【25】動脈血ガス分析パルスオキシメトリに関して正しいのはどれか?
a.PaO2は血漿の中のO2分圧である。
b.SpO2、SaO2、PaO2は体位の影響を受けない。
c.SpO2の較正はSaO2を用いる。
d.SpO2とSaO2は理論上一致するべきである。
e.肺の酸素化能の評価は、PaCO2にも影響される。
A(a,b)  B(a,c)  C(b,c)  D(c,d)  E(d,e)

【26】誤っているものを1つ選べ。
A.急性好酸球性肺炎はステロイド療法に対する反応は良好で、再燃は稀である。
B.慢性好酸球性肺炎は全ての年齢層に発症しうるが、特に中年女性に多い。
C.好酸球増多症ステロイド療法に抵抗性で、予後不良の転帰をとることが多い。
D.アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の治療はステロイド内服が第一選択である。
E.アレルギー性肉芽腫性血管炎では、気管支喘息が先行することが多い。

【27】過敏性肺臓炎について正しいもの一つ選べ。
A)日本で最も頻度多いのは夏型過敏性肺臓炎である。
B) 鳥飼病の抗原はChlamydia psittaciである。
C) 農夫肺は近畿以西の西日本に多い。
D) 一般に抗原暴露後の48時間をピークとして悪寒、発熱、咳、呼吸困難を生じる。
E) 抗原特異性IgEの検査(RAST)が診断の確定に有用である。

【28】

【29】肺循環について誤ったものを選べ。
1.肺動脈系は低酸素状態で血管収縮を起こしやすい
2.PGI2は原発性肺高血圧の長期予後を改善する
3.ARDSにて肺コンプライアンスは著明に増大する
4.肺血栓塞栓症はその30〜40%が下肢深部静脈血栓症に由来する
5.肺動静脈瘻では肺血流シンチで腎・甲状腺・脳への集積を認める
a(1.2)  b(1.5)  c(2.3)  d(3.4)  e(4.5)

【30】

【31】

【32】

【33】

【34】

【35】気管支肺胞洗浄(BAL)が治療に有用なものを一つ選べ。
A.原発性肺胞蛋白症  B.Langerhans cell histiocytosis
C.リンパ脈管筋腫症  D.放射線肺臓炎  E.薬剤性間質性肺炎

【36】55歳の男性。数週間にわたる微熱を訴えて来院した。聴診上、異常音を聴取しない。以下の胸写(左下肺野に浸潤影と思われる)、胸部CT(胸写と同部位の気管支領域に一致した浸潤影を認める)見て、最も疑わしい原因菌を答えなさい。
A.Mycobacterium tuberculosis  B.Mycoplasma pneumoniae
C.Influenza virus  D.Streptococcus pneumoniae  E.Aspergillus fumigatus

【37】

【38】症例問題。症例の提示あり。喘息の大発作時の治療は?
a.酸素投与  b.ベータ刺激薬  c.ステロイド吸入
d.ステロイド全身投与  e. アミノフィリン静注
1.abc  2.abd  3.cde  4.ade  5.bde

【39】55女性、数年前よりRAの治療にNSAIDを使用していたが、増悪したため、一ヶ月前よりメソトレキセート開始。一週間前より咳、労作時息切れが見られ、本日受診。胸写、CTにてスリガラス状陰影を認めた。次に行う処置として正しいのはどれか?
A酸素投与  Bβ刺激薬吸入  Cステロイド投与  D薬剤中止  E抗生物質投与
1.(ab)  2.(ac)  3.(ad)  4.(ae)  5.(ce)

【40】68才男性、20才から船員。最近になって右胸痛、呼吸困難がありCTにて胸膜プラークと、胸膜の肥厚があった。行うべき処置はどれか一つ選べ。
A.気管支鏡肺生検 B.胸膜生検 C.肺換気血流シンチ D.CTガイド下生検 E.PET

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