神経 平成14年度概説追試験

本試験と本質的に異なる問題だけを掲載してます(3問しかない…)。回答作成に当たっては、講義プリント、ノート、ステップ内科@、標準神経病学などを参考にしました。

8.図(図のページ参照)に示すような感覚障害と疾患に正しい組み合わせはどれか

(a) 脳塞栓症       (b) 脊髄空洞症       (c) 前脊髄動脈症候群
(d) ギランバレー症候群  (e) 頚髄髄内腫瘍
  1.(a)(b)(c) 2.(a)(b)(e) 3.(a)(d)(e) 4.(b)(c)(d) 5.(c)(d)(e)

【回答】4.(b)(c)(d)
【解説】
(a) ×
(b) ○ 脊髄空洞症に特徴的な宙吊り型の温痛覚障害がみられる。(2/3の講義プリント)
(c) ○ 障害分節以下の前・外側脊髄視床路が両側性にやられ、温痛覚障害が起きる。 (ステップP151)
(d) ○ ギランバレー症候群はポリニューロパチーであるので、手袋靴下型の感覚障害が起こる(ただし、運動障害のほうが強い)。(2/6の講義プリント)
(e) × 頚髄は首〜腕を支配する。図は馬尾神経障害。(緑色のテキストP16)


23.ミオクローヌスがしばしば見られる疾患はどれか。
(a)多発筋炎 (b)皮質基底核変性症(CBD) (c)クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)
(d)亜急性硬化性全脳炎(SSPE)      (e)筋萎縮性側索硬化症
1.(a)(b) 2.(a)(e) 3.(b)(c) 4.(c)(d) 5.(d)(e)

【回答】4.(c)(d)
【解説】
ほかにミオクローヌスてんかん、Tay-Sachs病などでみられる。
ミオクローヌスとは、中枢神経系の病変を原因とする、ひとつまたは多くの筋の急激・短時間の収縮。
(ステップP71)


91.正しい組み合わせはどれか。
(a)脊髄には上衣細胞が存在する (b)視神経にはオリゴデンドロサイトが存在する
(c)シュワン細胞は複数の髄鞘を形成する (d)ミクログリアは神経外胚葉由来である
(e)神経細胞の軸索には微小管が豊富に存在する
 1.(a)(b)(c) 2.(a)(b)(e) 3.(a)(d)(e) 4.(b)(c)(d) 5.(c)(d)(e)

【回答】2.(a)(b)(e)
【解説】
(a) ○ ちなみに、脊髄原発性髄内腫瘍で最も多いのは上衣腫。
(b) ○ 嗅神経、視神経は中枢神経。
(c) × ひとつのシュワン細胞がひとつの髄鞘を形成する。
(d) × 中胚葉由来。
(e) ○
(12/19の講義プリント)

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