過去問(おそらく平成13年以前のもの)はあるのですが、傾向が全く変わってしまっています。以前はプライマリ・ケアでも救急のような内容を扱っていたようです。内容が完全に異なっていて、参考としても役に立たないと判断しましたので、今回は過去問の解答は作成しません。
代わりに授業ノートをまとめておきます。授業プリントを前提としていますので、持っていないプリントがある人は誰かにコピーさせてもらってください。
【10月5日 総論:プライマリ・ケアと疫学的研究 (林先生)】
基本的に授業プリントに沿った講義でしたが、つかみどころのない講義でした。ここからどんな問題が出題されるのか謎です。授業の最後で漢方について話されていました。
〈キーワード〉
地域社会 全人的医療
〈授業プリントの補足(番号・記号はプリントのものです)〉
プライマリ・ケア:初期医療 全人的医療であることが重要
A−1 1920・英 地域に密着した医療・予防医学中心
A−2 1978・米 地域社会の全員が参加する健康の問題の改善のための活動
B−1 臓器別に見るのではなく、全人的に身体と心理と社会を統合して考える
B−2 ナショナル・ヘルス・サービス:国が統括して健康を管理
B−3 スウェーデン・ノルウェー :英国型
フィンランド :日本型(有床診療)
B−4 一般医学専門医
C−1 有床診療・パターナリズム(医師中心の診療)
C−1−A インターネットなどにより患者の知識が豊富になりつつある
医師の認識には変化なし
→信頼関係が崩れつつある
C−1−B 総合的な診療(×ナンバー内科)
C−1−C 認定医制度
C−1−D 大病院志向(設備・責任)
C−2−A 健康保険の活用 :高齢者問題を抱えている
C−2−B かかりつけの病院という形で達成されている
転院した場合にうまく継続されているかどうか
→紹介状に保険点数をつけて継続を図る
C−2−C 最近発達してきている
C−2−D 九大では心療内科が担当
心療内科のない大学では総合診療部の負担が増大している
C−2−E かなり達成されている
ガイドラインなどによる治療の統一化
クリティカル・パス
C−2−F 保険証の浸透により達成されている
C−2−G 日本は他国に比べて学会が多い
C−3−A 開業 →一人での診療の限界
C−3−B 最近改善されつつある
検査の重複を防ぐ必要あり
病診連携・病病連携
C−3−D 全員が加入 →気軽に医療を受けることができる
経済を圧迫
C−4−a 研修制度の見直し
C−4−b 介護保険の設置
C−4−c まだ不十分
D−2 病態+身体所見で約3/4は診断可能
E まだあまり行われていない
疫学的研究・治療効果の研究が中心
●漢方薬の利用
西洋薬だけでは限界がある
全人的治療に有用
患者の要望
【10月7日 EBMに基づいた感染症 (鍋島先生)】
授業プリント中心です。
〈授業プリントの補足〉
T(テストに出るらしい)
・感染症
生きるか死ぬか(昔)→どのようにして機能障害・慢性化を防ぐか(現在の日本)
・感染症は @伝染性があるもの A 日和見感染 に大別される
・ほとんどの場合は初感染で急性に発症(急性感染)
#大腸菌 :i,j,k
肺炎球菌 :i,j,k
コレラ菌 :a
結核菌 :a,c
MRSA :i,j,k
インフルエンザウイルス :b
U
・免疫の主役は好中球・マクロファージ・細胞傷害性リンパ球(CTL)
・病原体は以下の順番で連続的防御を受ける
@物理的防御 :皮膚・粘膜
A化学的防御 :リゾチーム・補体 (数分〜数時間)
B自然免疫 :好中球・マクロファージ (1〜4日)
C免疫 :細胞性免疫・抗体 (6〜7日)
a.細胞外寄生菌:一般細菌
定着、バイオフィルムを形成
好中球に食菌されると死
→【臨床症状】末梢血好中球↑、膿・痰の産生
b.細胞内寄生菌:結核菌・非定型細菌(マイコプラズマ・クラミジア・レジオネラ)
マクロファージ内で増殖、肉芽腫を形成
→【臨床症状】好中球数正常、膿・痰の産生ほとんどなし
V
敗血症・日和見感染に対してはすぐ処置を施す
不十分な治療はしない(耐性菌の出現を招くため)
ウイルス感染ではペア血清が重要
W(重要)
c.旅行歴 →コレラ・赤痢
温泉 →レジオネラ
d.ペット歴 →クリプトコッカス・オウム病
ペットが弱っているかどうかを確認
2枚目のプリント
重要だと言われたのは4,15,24,38,51です
一類感染症 :即入院
二類感染症 :状況に応じて入院
三類感染症 :特定職種への就業制限
4)痘そう →テロ対策
51)後天性免疫不全症候群 →HIV 行政措置はない
【10月15日 EBMに基づいた生活習慣病 (古庄先生)】
講義内容はほとんど授業プリントに書いてあります。講義自体が30分で終わったので何が言いたかったのかよくわかりませんが…。「EBMに基づいた生活習慣病」というテーマでしたが、生活習慣病は例として挙げられていただけで、どちらかというと「EBMとは何か」について話されていたような気がします。
〈授業プリントの補足〉
授業プリント2枚目:
左上のスライドの「質の高い文献」とは「きちんとランダマイズ・ブラインドされた実験に基づいたデータ」のこと。
【10月28日 外来診療におけるプライマリ・ケア(1) (野村先生)】
授業プリントは11月24日に配布。テスト問題はそのプリントの中から出題するとのことでした。授業内容は11月24日の前半と全く同じだったので、まとめて11月24日のところに書いておきます。
【11月1日 高齢者医療におけるプライマリ・ケア医の役割 (池松先生)】
授業プリントは配布されませんでした。
〈キーワード〉
倫理性 中立性 抗加齢医学
〈授業ノート〉
●日本の人口の将来予測
生産人口の減少(高齢化・少子化・高学歴化)
●医療費
現在30兆円以上(2003年)
限られた医療費で質の良いサービスを提供することが重要
●高齢者の定義
高齢者・趙高齢者を何歳からと定義するかについては諸説ある
医学的に考えた場合、以下の3点がポイントとなる
・身体活動度…歩行・杖歩行・車椅子・寝たきり
・認知能………正常・軽度痴呆・中等度痴呆・重度痴呆
・自立度………自立・要支援・要介護
●超高齢社会と新老人 The Super Aged Society and The Senior Citizen
老人は以下の3種類に分類される
・恵まれた老人 25%
・典型的な老人 50%
・要援護の老人 25% :障害老人施設入所者5%
このうち、恵まれた老人(新老人)は生産側に回ってもらうことが可能な人々である
→生産人口と非生産人口の割合が変化
●高齢者の病歴
@非生理的変化 :いわゆる病気
A加齢による生理的変化 :これも病気?
Aの例:動脈硬化・ラクナ梗塞・白内障・変形性脊椎症・骨粗鬆症・前立腺肥大
●主な死因
高齢化に伴って増加している死因:
・悪性新生物・心疾患・脳血管疾患・肺炎(特に肺炎は増加が顕著)
→「老衰」という死因が発生
・60代の死因の約半分は癌
現在40・50代で自殺が大きな問題となっている
●高齢者医療
高齢者にどのような医療を施すか
――どのようなEvidenceに基づいて結果を予測するか
→高齢者を対象としたEvidenceが存在しない
「身体活動度・自立度を保つ」ことを考慮に入れる
●寝たきりの主な原因
要介護 | ||
1脳血管疾患 | 36.7(%) | 29.3(%) |
2高齢による衰弱 | 13.6 | 12.1 |
3骨折・転倒 | 11.7 | 10.4 |
4痴呆 | 8.9 | 10.1 |
5リウマチ・関節炎 | 5.4 | 6.6 |
6心臓病 | 4.4 | 5.1 |
7かぜ・肺炎 | 2.5 | 1.9 |
その他 | 14.9 | 20.4 |
不明 | 1.8 | 4.0 |
●要介護・寝たきりになっている期間
要介護 | 寝たきり | |
1ヶ月未満 | 1.7(%) | 2.8(%) |
1ヶ月以上6ヶ月未満 | 6.6 | 10.5 |
6ヶ月以上1年未満 | 8.3 | 12.3 |
1年以上3年未満 | 23.7 | 23.1 |
3年以上5年未満 | 18.7 | 18.2 |
5年以上10年未満 | 21.1 | 18.4 |
10年以上 | 20.0 | 14.4 |
→長期化の傾向あり
●高齢者の入院適応
@病状 A生活環境 B支援状況 C経済状態 に応じて適した施設を選ぶ
・病院(一般病棟):現在急速に減少中 80万床
・療養型病床群 20万床
・介護保険病床 20万床
・介護施設
・在宅
●被保険者
第1号被保険者(65歳以上) 2200万人
第2号被保険者(40〜64歳) 4300万人 (H12年度)
介護保険:要介護認定・介護サービス計画の作成
●サービス提供機関
・在宅サービス
訪問介護(ホームヘルプ)・訪問入浴・訪問介護
訪問リハビリテーション(デイケア含む)など
・介護保険施設
・介護老人福祉施設(老人ホーム)
・介護老人保健施設(老人保健施設)
・介護療養型医療施設
現場に医師がいなくなる:処方→指示
●高齢者における薬物治療
薬物動態・薬物相互作用の問題
→小児・妊婦・高齢者には治験ができない
●痴呆性老人
痴呆:認知能に異常が見られる →※人格に問題があるわけではない
痴呆の主な原因 ―――アルツハイマー型・脳梗塞が多い
85歳以上では約4分の1(27.3%)が何らかの痴呆症状を示す
痴呆老人の増加(現在150万人→2020年には292万人)
薬物による痴呆 ―――降圧剤・抗腫瘍薬・抗コリン薬
●高齢者の問題
合併症は健康状態に左右される →年齢に左右されるわけではない
高齢者では健康状態に異常が見られる人の割合が高い
●かかりつけ医(家庭医)の選定理由
・距離(近い)
・説明(Evidenceに基づく)
・どんな病気にでも対応
・いつでも
・紹介(振り分け機能)
専門医が求められているわけではない
●総合診療医に求められるもの
@病態に対する広い知識
A他の専門医へのコンサルティング能力
B社会制度への理解
C人間への理解
知識と経験により磨かれた能力による予測と治療法の選択が重要
【11月16日 不明熱におけるプライマリ・ケア (林先生)】
講義前半は授業プリントの解説、後半は具体的な症例を示して診断の仕方についての説明でした。
〈授業プリントの補足〉
2.発熱の型
間欠熱の例:マラリア
回帰熱の例:悪性リンパ腫
3.簡単に診断のつく発熱
・風邪症候群
・肺炎 :胸部写真
・腎炎(腎盂腎炎):尿・腰痛・叩打痛
・胆のう炎 :上腹部叩打痛
・虫垂炎 :下腹部痛
不明熱の際に重要な検査
◎血液検査 :白血球数↑ならば細菌感染症
◎胸部X線
◎CRP
◎検尿 :糖尿があると易感染性
○腹部エコー :余裕があれば
○腹部X線 :クローン病(レンガ色の便)など
妊婦には避ける
現在はエコーの方が使いやすい
4.不明熱
不明熱の原因となる疾患
感染症
ウイルス性疾患:抗体を検査
輸入感染症 :渡航歴をチェック
肝膿瘍 :エコーで診断可
悪性腫瘍 …昔は肝臓癌・大腸癌など 現在はエコーで容易に診断可
膠原病 …自己抗体を検査
その他
詐病熱 :考慮に入れておく
6.発熱の治療
解熱剤の投与 ――――――発熱時
副腎皮質ホルモンの投与 ―診断がつきにくくなるので十分な検討の上で投与
抗結核剤の投与 ―――――現在はあまりやらない(PCRなどで診断可能)
胸写で結核が疑われるような影があるときなど
〈症例〉
●65歳 男性 多発性脳膿瘍(心内膜炎由来・転移性)
発熱(39℃)・意識障害・髄膜炎(項部硬直・腱反射亢進)
多臓器障害を合併
心内膜炎は歯の治療、覚せい剤回し打ちなどが原因
●68歳 女性 結核性脊椎炎
発熱(37℃)・便秘・腰背部痛
MRIが有用
●23歳 女性 オウム病(C.psittaci感染症)
発熱(40℃)・頭痛・嘔吐・頚部リンパ節の著明な腫脹・蝶形様紅斑
この症例では組織球性壊死性リンパ節炎を発症
インコなどのペット歴が重要(クラミジア)
悪性リンパ腫と間違えやすい
●22歳 女性 急性Q熱(Coxiella burnetii感染症)
発熱(39℃)・サーモンピンク様発疹・全身倦怠感・筋肉痛・咳・咽頭痛
ペットの犬からダニを介して感染(リケッチア)
成人発症still病(ASD)も考えられた
急性Q熱の特徴は以下の通り
@持続する原因不明の発熱
Aインフルエンザ様症状
B動物との接触
C白血球数→
DAST,ALT↑
E血小板↓
●25歳 男性 慢性骨髄性白血病(CML)
発熱(39℃)・全身倦怠感・咽頭痛・白血球数69940
成人発症still病(ASD)も考えられた
●16歳 男性 慢性活動性EBV感染症(伝染性単核症)
発熱・咽頭痛・倦怠感・両側頚部リンパ節腫大
白苔を伴う扁桃の発赤・腫大
白血球数16970(異型リンパ球15%)
AST 125(IU/l)・ALT 219(IU/l)・LDH942(IU/l)
●33歳 女性 麻疹ウイルス感染症
発熱(38−39℃)・呼吸困難・全身の皮疹(赤色小丘疹)
胸部X線で右肺に浸潤像
両側頚部・咽頭にコプリック斑
異型肺炎を併発
●80歳 女性 顕微鏡的多発性血管炎(MPA)
発熱(38−39℃)・全身倦怠感・白血球数11500
MPO−ANCAで診断
●18歳 男性 松果体・鞍上部胚細胞腫
微熱(37℃)・嘔気・嘔吐・全身倦怠感・口渇・頻尿(1日20回以上)・高Na血症
【11月24日 外来診療におけるプライマリ・ケア(2) (野村先生)】
授業プリントは10月28日と共通です。テスト問題はプリントから出題するそうです。授業後半はOSCEでやったような内容について話されていました。OSCEの実習書を見ればだいたいカバーできると思います。
〈授業ノート〉
●講義の内容
・プライマリ・ケア(初期医療)の必要性
・外来患者取り扱いのコツ
・患者へのアプローチ
●21世紀の医療
・根拠に基づく医療の推進(EBM)
・医療のIT化の推進
・医療を担う適切な人材の育成・確保
・広告規制の緩和
・医療経営の近代化・効率化
・医療安全対策の総合的推進
・小児救急医療対策の推進
・患者の選択の尊重と情報提供
・質の高い効率的な医療提供体制
・国民の安心のための基礎作り
●医療の現状
・医療提供体制の効率化・重点化の不足
・競争が働きにくい医療提供体制
・安心できる医療の確保
・情報基盤などの近代化の遅れ
●規制改革
患者本位の医療サービスを目指す
・医療の質の向上
・安全の確保
・無駄の排除
・効率的な医療サービス
●医療の特性(テストに出すらしい)…細かい説明はプリント参照
・科学性
・個別性
・緊急性
・地域性 :九州(特に福岡・佐賀)では肝炎・肝癌、東北では胃癌が多い
・不確実性
●病院とは
20床以上のものを病院、20床未満のものを診療所という
病院は入院、診療所は外来が中心となる
病院は診療部・看護部・事務部からなる
・特定機能病院 :短期
・地域医療支援病院 :短期
・一般病院(急性期病床) :短期
・療養型病床群(慢性期病床) :長期
●プライマリ・ケア
プライマリ・ケアの目的
健康増進・疫病予防・カウンセリング・患者教育
急性・慢性疾患の診断と治療
実際の患者の内訳
65% 軽症
20% 慢性疾患
15% 重症
特定機能病院に行く必要があるのは0.1%
医師:高度化 →一般患者が疎かに
患者:専門家している実態を知らない
このような両者の溝を埋めるために必要なのがプライマリ・ケア(初期医療)
→プライマリ・ケアを担当する科として総合診療科の設立
一般病院における医療で必要になる基本的臨床能力
→プライマリ・ケアと専門医療の接点の部分をカバーする
【ここまでが10月28日および11月24日前半の内容】
●良好な医師患者関係の形成のために
・受け入れること
・共感すること
・臨床能力(Clinical Competence)を高めること
→@疾患に対する知識
A臨床技術
B臨床医の態度 ――状況を把握し、患者の不安を取り除いて安心させる態度
●医師と患者のコミュニケーション
・言語メッセージ
・準言語メッセージ :言葉づかい・声の調子など
・非言語メッセージ :身振り・手振りなど
●問診の取り方
・開かれた質問 :「どうされましたか?」
――自分自身の表現で自由に答えられる
・閉じられた質問 :「お腹が痛みますか?」「下痢をしますか?」
――話のテンポが早い、患者が楽、能率的というメリットがある
しかし、自由に話させてもらえないという不満が残る
●傾聴
・患者に話させる
・沈黙
・うなずき
・患者の話を反復
・患者の話を要約
・要約内容を患者に確認
●病歴
1痛みの発症時期と経過
2痛みの部位と放散
3痛みの性状
4痛みの強さ
5寛解因子
6憎悪因子
7随伴症状
●診察
・バイタルサイン
・頭頚部
・肺部
・心臓
・腹部
・神経学的
・精神的
【11月25日 プライマリ・ケアの全人的医療 (久保先生)】
授業プリント中心の講義。プリントに載っていないスライドもありましたが、表や図が中心だったのでノートは取れませんでした。
〈授業プリントの補足〉
●これからの日本で増えていくと考えられる病気
1.老人病 2.生活習慣病 3.ストレス病
この講義ではこの中からストレス病をメインに扱っていました
●2枚目左中央
5年連続自殺者が3万人以上 →原因:将来の見通しが不透明
●3枚目左上
テストの結果が30点未満だと正常、50点以上だとうつの可能性が高い
採点方法:1,3,4,7,8,9,10,13,15,19は左から順に1,2,3,4点
2,5,6,11,12,14,16,17,18,20は右から順に1,2,3,4点
●5枚目左上まで
ここまでの内容をスライドを使って心因性嘔吐症を例に説明
心因性嘔吐症は摂食障害と鑑別が困難
病態仮説を立てる→病態観察→病態仮説の修正 が治療の基本
●6枚目左下
よく使われるのはSSRIとSNRI
●9枚目右中央
長時間作用型は効果が強いため、最近はあまり使われていないとのこと
症状が強い人には中間作用型+短時間作用型の複合で対応
【11月30日 EBMに基づいた消化器疾患の見方 (古庄先生)】
休講
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