今回は過去問がないので、まとめを作ってみました。
先生が「テストに出す」と言ったところ以外はこちらで勝手にピックアップしてみましたが、かなり偏りがあります。実際のテスト問題が全く異なっていても責任は取れませんので、あしからずご了承ください。参考程度にどうぞ。
【10月5日 総論(プライマリ・ケアと疫学的研究) 林先生】
キーワードは地域社会と全人的医療、らしいです。総論だったのであまり問題になりそうなところはありませんでした。10月28日・11月24日の野村先生の講義内容と重なっている部分も結構多いです。
・臓器別ではなく全人的に身体と心理と社会を統合して考えることが重要
・日本の医療の特徴は有床診療
・医療機関相互の連携を進める必要あり :病診連携・病病連携
・病院に来る患者のうち3/4は病態+身体所見で診断可能
【10月7日 EBMに基づいた感染症 鍋島先生】
プリントがまとまっているので、こちらを見た方がいいと思います。先生がテストに出すと言ったのが「T.感染様式」、重要だと言ったのが「W.宿主の状態」です。以下、出そうなポイントを。
・ほとんどの感染症は初感染+急性感染
・インフルエンザは再感染
・日和見感染の場合は保菌者・定着もキーワード
・生体防御機構は順に物理的防御→化学的防御(数分〜数時間)→自然免疫(1〜4日)→免疫(6〜7日)
・細胞外寄生菌に対する免疫で重要なのは好中球
・ウイルス感染の同定ではペア血清が重要
・海外渡航で赤痢・コレラ、温泉でレジオネラ、ペット歴でオウム病
【10月15日 EBMに基づいた生活習慣病 古庄先生】
一体何が出るのか、全く予測不能です…。
・EBMは以下の5つのステップを踏む
1 問題の定型化 2 情報収集
3 情報の吟味 4 情報の適用
5 1−4の評価
・生活習慣病 →糖尿病・高血圧症・高脂血症・高尿酸血症
【10月28日 外来診療におけるプライマリ・ケア(1) 野村先生】
【11月24日 外来診療におけるプライマリ・ケア(2) 野村先生】
11月24日に配られたプリントから出題するそうです。1枚しかないのでこれはプリントを覚えた方が早いと思います。特に次の2つは先生が出すと言っていたところです。
〈左側の左上〉医療の特性
〈左側の左下〉インフォームドコンセント
「医療の特性」については「医療の特性を5つ書け」という形式の問題を出すとか出さないとか。ちなみに「〈右側の右中央〉効果的なコミュニケーション」は授業中とばしてました。
【11月1日 高齢者医療におけるプライマリ・ケア医の役割 池松先生】
キーワードは倫理性・中立性・抗加齢医学の3つだそうです。
・高齢者は身体活動度・認知能・自立度で評価
・高齢者医療で重要なのは身体活動度・自立度を保つこと
・高齢者はそれぞれにあった施設に入院させる必要がある
・高齢者では薬物動態や薬物相互作用に注意が必要
・痴呆の主な原因はアルツハイマー型や脳梗塞
・総合診療医に求められるもの
1.病態に対する広い知識
2.他の専門医へのコンサルティング能力
3.社会制度への理解
4.人間への理解
【11月16日 不明熱におけるプライマリ・ケア 林先生】
後半1時間ひたすら症例についての説明だったので、症例形式で出る可能性が高いです。症例については授業ノートにまとめてあるので、そちらを参考にしてください。
・間欠熱はマラリア、回帰熱は悪性リンパ腫
・肺炎→胸部写真 腎炎→尿・腰痛・叩打痛 胆のう炎→上腹部叩打痛 虫垂炎→右下腹部痛
・不明熱の場合に必須の検査は血液検査・胸部X線・CRP・検尿
・不明熱の定義は3週間以上38℃以上の原因不明の熱が続くこと
・不明熱の主な原因(唯一過去問でも出題されていました。今年も出るかも?)
感染症・悪性腫瘍・膠原病
・不明熱の治療 :解熱剤・副腎皮質ホルモン・抗結核剤
【11月25日 プライマリ・ケアの全人的治療 久保先生】
これも何が出題されるのか予想できませんが…。いくつか症例についても説明してたので症例問題が出る可能性もあります。常識でわかりそうなことばかりだったので、プリントを一読しておけば十分かもしれません。
・全人的医療 1.身体療法 2.薬物療法 3.生活指導
4.面接による支援的療法 5.チームアプローチ
・ストレスの影響 :健康な発散・行動化・身体化・精神化
・ストレスの種類 :物理的・化学的・生物学的・心理的
・心療内科の治療 :病態仮説を立てる→病態観察→仮説の修正
・長期にわたって身体症状が改善しない →精神的疾患を疑う
【11月30日 EBMに基づいた消化器疾患の見方 古庄先生】
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