こんにちは。たった今8/18-20のインフォームドコンセントの欠席届および意見書を受け取りました。丁寧なご意見をいただきありがとうございます。

意見書が所属名および私個人宛ですので、まず、個人的に下記の通り回答した上で、いただいた意見書の取り扱い、つまり今後の組織的な回答及び対応について、ご相談したいと思います。

私は平成16年4月1日に赴任し、インフォームドコンセントの大まかな授業計画(日程等)および4年生に配布された時間割は、いずれも私の赴任前に医学部および医療系統合教育研究センターでそれぞれ作成されたものだということが、この個人的回答の前提となる事実であることをまずご承知おき下さい。

日程の件ですが、昨年度授業計画作成にあたった医療系統合教育研究センターの教員の話によりますと、歯学部、薬学部のカリキュラムと医学部のカリキュラムの時間割上の問題により、この時期にしか実施できなかったと聞いております。

個人的には医学部の対応に瑕疵があったとすれば、時間割の印刷に間に合わないカリキュラムを必修として無理に新設したことであると考えております。選択あるいは仰るとおり任意受講制でよいのではないかと個人的には考えます。(もし私が学生であったならこの理不尽さにとても腹を立てると思います。大学のカリキュラム改革が進む昨今、休暇を減らして授業時間を新設することが散見されますが、私は自分の責任と権利が及ぶ範囲で可能な限り抵抗する意思を持つ人間です)

また、学生への周知が遅れた原因は3点あると思います。一つ目は私が多忙であり、なかなか教室に赴けなかったこと。これについては申し訳ないと思います。二つ目は集合日時と場所の決定を待っていたため周知が遅れたこと。三つ目は掲示板が適切に機能していないことです。ここの医学部としては掲示すればそれは周知したことになると考えているらしく、それがうまく機能していないのは、説明に教室に訪れたときに承知していた学生の数が10名程度であったことで明らかであると考えます。

次に、受講できない方への措置ですが、異なる学部の学生間によるグループディスカッションを中心とするプログラムの性格上、完全な補講は不可能です。しかし、現在のところ、講義や6年生によるシンポジウムなど可能な限り多くの場面のビデオを撮影し、受講できない方(現在のところ6名です)でグループディスカッションをしていただくことを考えております。(まだ未決定ですが、この過程に私がお付き合いして、評価することを試験にかえることを計画しております)

ただ、全3日間のプログラムですので、試験といっても最低2日間を要すると予想しております。具体的にはインフォームドコンセントの授業計画ができて(今月中)、ビデオ撮影が無事終了してから決まる予定です。

さて、「今後二度とこのような学生に対して不誠実な対応のないことをお約束いただきたく思うものです」ということについては、個人的な気持ちの部分では是非そのようにありたいと願っています。しかし、私自身の作業遅延、あるいは今回のように組織的連携の不具合の結果おかしなことが実施されてしまうというシステム上の課題があることを認識しており、「不誠実な対応がないことを約束する」ことは困難と感じております。しかし、「かかる問題点に取り組み、不誠実な対応を減らすよう努力する」ことについてはお約束したいと存じます。

最後になりますが、こちらからいただいた意見書の取り扱いについてご相談させてください。冒頭に書きましたとおり意見書は「医療系統合教育研究センター 吉田素文」宛となっています。個人的な回答でよいのあれば上記の通りで、この意見書は私までで止めます。しかし、「医療系統合教育センター」とも読めます。医療系統合教育センターへのご意見ということであれば、今月26日のセンター委員会(吉田は欠席)に回答作成を議題として提案します。

また、補足ですがカリキュラムの計画責任は医療系統合教育センターですが、医学部学生に必修の形で課すのは医学部でありその責任は教務委員会にあると考えます。従って、組織的な回答を求めるのであれば、医学部教務委員会にも回答作成を議題として提案することも妥当かもしれません。以上、意見書の取り扱いにつきまして、ご意見をいただければ幸いです。

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